女による女子アナ論

これぞ女の花形職業!? 恋愛・結婚報道で“女心を刺激した”女子アナベスト3

2014/12/29 15:00

 美貌と知性を兼ね備えた“女の花形職業”の1つといわれる女子アナ。それゆえに「男性アスリートに色目を使ってる」などと、女子アナたちのオンナの部分、またそこに垣間見えるしたたかさに反応する女性は多く、女子アナの恋愛・結婚事情は大きな注目を集める。今回は「女子アナと男」の観点から、2014年“女心を刺激した”女子アナベスト3を、ライター・仁科友里が選出! 果たしてあのお騒がせ女子アナは入っているのか――?

■第1位:田中みな実(フリー)
脱ぶりっ子→“ぼっち”キャラで男を刺激・田中みな実

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『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)公式サイトより

 女子アナがフリーになるタイミングは、主に2つある。1つ目は、30代を越した時。もう1つが、結婚である。今年の夏にフリーアナウンサーとなった田中みな実は、現在28歳。1つ目の法則にあてはまらず、となると、交際中のお笑い芸人・オリエンタルラジオの藤森慎吾と結婚かと見る向きもあるが、しないしない、絶対しないと私は思っている。

 11月17日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)において、田中は「新生・田中みな実」をアピールしていた。その新キャラは「ぼっち」(普段は下を向いて歩いている、休日の夜は一人ラーメン、一人で旅行に行く)であるらしい。「好きな人が浮気をしたらどうするか?」という質問に、「嫌だけど、好きならば結局は許してしまうと思う」と弱さといじらしさも見せた。

 TBS時代、「みんなのみな実だよ~」とぶりっ子で熱愛報道にシラを切っていたときとは隔世の感があるが、実は「ぶりっ子」も「孤独」も根っこの部分では一緒である。ぶりっ子が自らの「かわいい」を拡大化する行為とすれば、「ぼっち」は「かわいそう」を拡大し、男の劣情を刺激する。方向性が違うだけの話である。

 弱さを武器にできるのは、強い女である証しだが、終始控えめに振る舞う田中が、番組中1回だけ、女子アナとしての野心を見せた。会社員から芸能プロダクションに所属する芸能人となり、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也に「車で送り迎えされているのか?」と訊ねられた田中は、「今のところ、電車です」と答えた。今のところ、という言葉には「これから先はわからないけどね」という野心も感じさせる。フリー転身後、初のレギュラー『ニュースな晩餐会』(フジテレビ)の視聴率はふるわないそうだが、今の田中に必要なのは面白い彼氏ではなく、田中に仕事とチャンスをもたらしてくれる男である。藤森が捨てられる日は近い。

■第2位:三田友梨佳(フジテレビ)
羽生結弦に上目遣いインタビュー! 無敵すぎるお嬢様・三田友梨佳

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三田友梨佳オフィシャルブログより

 お嬢様というのは、実家の資産額が高い人やハイブランド品をたくさん持っている人ではなく、「言われたことにそのまま頷ける、自分を疑わない人」のことをいうのではないだろうか。フリーアナウンサー・高橋真麻が「(人気アナウンサーの後継者である証の)パンラインは、入社2年目であきらめました」と発言していたのを聞いて、「え、そこまで気付かなかったの?」と度胆を抜かれたが、同じ匂いを真麻の後輩で、同じくお嬢様アナである三田友梨佳(実家は老舗料亭玄治店・濱田家)からも感じることがある。

『アナマガ発 フジテレビ女性アナウンサーカレンダー2015 (カレンダー)』
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