[連載]ディーヴァになりたい!

精神崩壊しようが太ろうが、自信満々に振る舞う! ブリトニーの図太さにあやかりたい

2014/12/01 18:00

 世界的大ヒットとなったドラマ『glee』で特集エピソードを作ってもらいゲスト出演したり、国民的オーディション番組『Xファクター』の審査員を務めたり、正真正銘のディーヴァしかオファーされないラスベガスの定期公演契約を結んだり、下着ブランドを立ち上げたりと、近年はメルトダウンなどなかったかのように大活躍しているブリトニー。太った、口パクと叩かれますが、インタビューではデビュー当時からぶれることない「処女っぽいブリッコ」路線を貫き、世界中のファンを魅了し続けています。

■恋愛

 『The All New Mickey Mouse Club』で共演したジャスティン・ティンバーレイクのことを、出会った11歳の頃から大好きだったと伝えられているブリトニー。公式には18歳から21歳までの交際となっているため、『Baby One More Time』ツアーのオープニングを務めたヒップホップグループ「Boyz N Girlz United」のロビー・キャリコとの交際が先となっています。ロビーとは18歳のときに短期間付き合っただけで、その後はジャスティン一筋。最高のアイドルカップルと騒がれました。

 ジャスティンとの破局原因はブリトニーが共通の友人と浮気したためという説が強く、「クライ・ミー・ア・リヴァー」で彼女をディスったジャスティンに同情が集まりました。ブリトニーはジャスティンとの復縁を強く望んだものの、覆水盆に返らずで、この頃から荒れていきます。ヤリチンで有名なラップコアバンド「リンプ・ビズキット」のフレッド・ダーストや俳優コリン・ファレルとウワサが流れたり、ジャスティンがキャメロン・ディアスと交際中はキャメロンの元カレ、ジャレッド・レトと付き合っているとゴシップされました。

 なにをやってもジャスティンの心は戻ってこないと知ったブリトニーは、ますますヤケクソになり、酒やドラッグに溺れるように。その勢いで、遊ぶために呼び出した幼なじみのジェイソン・アレクサンダーとラスベガスで結婚してしまい、しらふに戻った55時間後に慌てて婚姻取り消し申請する騒動を巻き起こしています。その後、バックダンサーのケヴィン・フェダーラインとの交際を開始。ケヴィンには当時妊娠中の彼女がおり、周囲は「売名&金目当て」と猛反対したものの、ブリは交際3カ月で婚約し結婚。すぐに妊娠し、2児をもうけましたが、やりたい放題するケヴィンに愛想を尽かして2年で離婚してしまいました。

 その後は、モデルのアイザック・コーエンやイケメン音楽プロデューサーのジョナサン・ロータムと付き合うものの、ジョナサンから「体だけの関係だった。すごく情熱的な」と暴露され、パパラッチのアドナン・ガリブと交際するようになると、世間から「本当にロクな男と付き合わない」とあきれ果てられるように。

 28歳のときにマネジャーのジェイソン・トラウィックと交際を始めたときも、「業界人だし、うさんくさい」と白い目で見られましたが、彼は公私にわたり彼女をサポートし続け、完全復活もジェイソンがいたからこそとまで言われるように。両親公認の仲で30歳のときに婚約までしましたが、13年に32歳で破局。また荒れるのではないかと懸念されましたが、息子たちや家族に支えられ、今は短い恋を楽しみつつ精神的な安定を取り戻したようです。

■家族

 建築請負業者の父と小学校教師の母の、中流家庭の子として生まれたブリトニーですが、10歳になる少し前から父の仕事がうまくいかなくなり、厳しい暮らしを強いられるようになりました。ブリトニーの歌やダンスのレッスン代、オーディションにかかる交通費や滞在費、5歳年上の兄はぜんそく持ちだったため高額な医療費も払わなくてはならず、一家は極貧生活を送ります。しかし、家族みんなが「ブリトニーの歌手になる夢をかなえるためには、我慢する」と彼女をサポート。スターとして成功してからも、両親、特に母は彼女のキャリアをサポートし続けました。

 しかし、両親は不仲で02年に離婚。ジャスティン・ティンバーレイクとの破局と重なったこともあり、精神的不安定になったブリトニーは、両親の反対を押し切りケヴィンと結婚。しかし、最終的には家族を頼るようになり、メルトダウン後、裁判所を通して保護監督権を父親に任せ、財産の管理をしてもらっています。なお10年に両親は復縁しています。

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