[ジャニーズツッコミ道場]

Sexy Zone・中島健人、“ウットリ”全開のヨルダンロケで見せたアイドル未踏の境地

2014/06/25 15:00
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健人については論ずるより感じたい

「Sexy Girlに会いに来たんだ(はあと)」
「愛し合っちゃいなよ!」
「この地球上にいるすべてのみんな、俺のこと、好きになっちゃいなよ!」

 …………あの『JMK 中島健人ラブホリ王子様』(日本テレビ系)が、スケールアップして帰ってきたのかと思った。Sexy Zone・中島健人は、ウットリ系ジャニーズでは随一のポテンシャルを持つ。笑われたり、キモがられないギリギリのライン(もしかしたら、大きくはみ出てるかもしれないが)の甘いセリフを、キメキメのスマイルで言い放つことができるのは、ほかにはNEWS・手越祐也センパイぐらいしかいない。

 そして『JMK』とは、視聴者を恋人に見立て、健人がカメラに甘い言葉をささやき続ける仮想デート番組で、その健人の“ウットリワールド”の濃さが全方位に満ちあふれた内容は、毎回抱腹絶倒だった(やっぱり笑っていた)。

 今回、中島健人が出演したのは、6月15日放送の紀行バラエティ『ホムカミ~ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り~』。日本で暮らす外国人の“里帰り”にタレントが同行しレポートする番組だ。今回は、日本で働き日本人の奥さんをもらったヨルダン人男性が、日本の国籍を取得し帰化するため、両親を説得しようと帰国。その説得に健人が同行するというもの。冒頭のセリフは全て、そのロケ中に健人が言い放った言葉だ。

 番組冒頭から「ヨルダン! 愛し合っちゃいなよ!」と登場し、さらに、番組の“親善大使”ということで、「王妃とかに会わないといけないのかなって」と、飛ばしまくる。でも、そうは言ってもジャニーズなので、今回の主役であるヨルダン人男性が勤める会社を訪れると、「キャアアアアア!!」と女性社員が総出で健人をお出迎え。この声援に対しても、「Sexy Girlに会いに来たんだ」と、期待以上の返しを見せる。なんだか、ルックスのいい狩野英孝かノンスタイル・井上裕介に見えてくる。

 出国前からウットリワールド全開だが、ヨルダン現地ではさらに飛ばす。2000年以上前に作られたというローマ帝国の遺跡・円形劇場の台上へ上がると、「レッツ、シンギング!!」「♪ナーーンバ、ワーーン」とSexy Zoneのヒット曲「バイバイDuバイ~See you again~」をめいっぱいのテンションで、アカペラで歌い始めた。遺跡に響き渡る、ジャパニーズトンチキソング。「♪ほら、ステッステッステッ」と、気持ち良さそうにサビのひとくだりを歌い切ってしまった。

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