訴訟要件はまともなのに……

ハリウッドで干されている『グレイズ・アナトミー』のイジーが、訴状でもカン違いっぷり全開

2014/04/11 18:25
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若さも美貌も人徳も失ったキャサリン

 傲慢な態度でハリウッドから干され気味といわれている、女優キャサリン・ヘイグルが新たな火種をおこし、世間からバッシングされてる。

 9歳の時に子どもモデルとしてキャリアをスタートした彼女は、13歳の時に映画デビューを果たし、スティーヴン・セガール主演の『暴走特急』(1995)などのアクション映画にも出演。21歳になると人気ドラマ『ロズウェル – 星の恋人たち』(99~02)でドラマデビューし、27歳の時に出演した『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』(05~)のイザベル(イジー)役で大ブレイク、一躍時の人となった。

 07年にはエミー賞助演女優賞を獲得し、業界からも高く評価されるようになったキャサリンだが、08年に突然「『グレイズ・アナトミー』の脚本家たちが、エミー賞の選考対象にふさわしい脚本を与えてくれなかった」として同賞のノミネートを辞退。代表作となった『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(07)について「性的差別がある作品」と批判したり、10年には製作総指揮者の意向に反して『グレイズ・アナトミー』を降板したり、「勘違い女王」だと囁かれるように。『グレイズ・アナトミー』降板以降、仕事は大激減しており、やっと主演できた映画『ラブ&マネー』(12)は大コケしてラジー賞の最低女優賞にノミネートされるなど散々な目に遭い、すっかり過去の人となってしまった。

 そんなキャサリンが再び注目されるようになったのは、昨年9月のこと。新作ドラマに主演することが決まった直後、「キャサリンの高飛車な態度にプロデューサーやスタッフたちがうんざりしており、誰もが彼女とは二度と仕事をしたくないと思っている。この業界で再び成功するためには、相当、努力しなくてはならないだろう」と報じられてしまったのだ。米芸能業界紙「Hollywood Reporter」は、『かぞくはじめました』(10)で、「キャサリンが衣装に文句をつけ、控え室から出てこなかったり、脚本にいちゃもんをつけたり、毎日文句ばかり言っていた」こと、『幸せになるための27のドレス』(08)では「もっと広い部屋を用意しろ、マネジャーである母親にも尽くせと、大スターの資格もないくせに注文ばかりしていた」と彼女の勘違いディーヴァぶりを暴露。キャサリンの名はハリウッドのブラックリストのトップに挙がっており、誰も彼女と働きたくないから仕事がないのだと伝えた。

 このように、いい報道がまったく聞こえてこないキャサリンが、マンハッタンを中心に展開している大手ドラッグストア・チェーン店「デュアンリード」を相手取り、600万ドル(約6億円)の訴訟を起こしたと報じられた。

 米芸能サイト「TMZ」によると、デュアンリードは3月18日、キャサリンが同店の大きな買い物袋2つを両手に持っている写真をTwitterに掲載し、「みんなはデュアンリードに立ち寄るの好きかい? キャサリン・ヘイグルも、ニューヨークシティで最も愛されるドラッグストアで、ついついお買い物しちゃったようだね」というツイートを添えた。写真はデュアンリードでの買い物を終えて出てきたキャサリンをパパラッチが撮ったもので、髪を無造作にまとめ、すっぴんに近い状態でサングラスをかけているプライベート姿。出てきた店がデュアンリードなのかはわからないが、店名の入った買い物袋を持っており、同店は喜んでツイートしてしまったものと見られる。

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