サイゾーウーマン勝手に調査団

お笑い芸人、バラエティ番組スタッフに聞いた「タレントに嫌われてる司会者」

2014/02/24 11:45
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『にけつッ!!20』/よしもとアール・アンド・シー

 報道番組、情報番組からバラエティまで、各ジャンルの番組に君臨する司会者たち。彼・彼女らの仕切りひとつで、番組の色合いや視聴率にまで大きく影響が出てくる。しかし、芸能人の間では、「あの人の番組には出たくない」と陰口を叩かれる司会者もいるという。今回は、そんな“嫌われ司会者”を調査した。

 まず、タレントや芸能プロ関係者にとって、「番組に出たい(出させたい)と思う司会者」の要素とは、一体何なのだろう?

「やはり、タレントのことを考えて、立ち振る舞いをしてくれる司会者が一番でしょうね。例えば、明石家さんまやビートたけしなんかは、そのあたりは完璧。駆け出しのタレントもしっかりフォローしてくれます。確かに、イジり方が厳しいこともありますが、それも出演者にとっては『愛がこもったイジり方』と捉えられる場合が多いようです」(バラエティ番組関係者)

 では本題に入って、タレントや芸能プロ関係者にとって、「番組に出たくない(出させたくない)」といわれる司会者は誰なのだろうか?

「女性タレントや、彼女たちを抱える事務所側が敬遠するのは、とんねるず。基本的に、彼らのイジり方は、昔ながらの“セクハラスタイル”ですからね。特に、今の若い子なんかは免疫がついていないので、とんねるず側からすればシャレのつもりでも、本気で捉えてしまい、ちょくちょくトラブルになっていますよ。同じような理由で、元タレントの島田紳助を挙げる名前も多い。共演者に手を出しているといううわさが絶えなかったこともあり、女性タレントや事務所関係者には不人気です。それから彼は、タレントの好き嫌いが激しいという理由でも敬遠されていましたね」(同)

 ほかには、「仕切りがうまそうに見えて、実はヘタ。芸人以外に話を回すことができない」(中堅バラエティタレント)という理由で、千原ジュニアを挙げる者、また「意味なくボケまくるので、どう対処したらいいのかわからない。ただ、事務所内でも立場がベテランの域に入りつつあるので、むげにできない」という理由から、ネプチューンの堀内健を挙げる者もいた。

「全般的に、司会本来の“仕切り”がきちっとできないのに、セクハラ三昧だったり、事務所の大きさを盾に起用されている司会者が嫌われる傾向があります」(情報番組プロデューサー)

 今後、司会者には「品行方正」なキャラクターが、何よりも求められる要素となるのかもしれない。

最終更新:2014/02/24 11:45
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