華々しいニュースだけど……

桜田淳子、22年ぶりステージ復帰の吉報も、「劣化」「統一教会」への厳しい報道

2013/11/28 11:45
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『桜田淳子 GOLDEN☆BEST』/ビクターエンタテインメント

 芸能活動を休止していた桜田淳子が、27日に東京銀座博品館劇場でファン感謝イベントを行い、22年ぶりにステージに立った。5月に行われた、サンミュージック元会長の故・相澤秀禎さんの通夜以来、約半年ぶりの公の場となったが、まったく衰えていなかったという歌声以上に、スリムになった顔つきが話題になっている。

「葬儀の際は、桜田の劣化や激太りが騒がれてしまいましたが、当日ステージに立った桜田は、以前よりほっそりした印象だったようです。ワイドショーでは、これ見よがしに比較画像を紹介していましたが、当の本人もMCでネタにしていたとか。相澤さんの通夜は当初参列する気はなかったものの、夫からたしなめられ準備もなく駆けつけたため、知人のヘアメークから『言ってくれたらちゃんとセットしたのに、どうして何もせずに行ったんですか』と言われたと、笑っていたそうです」(芸能ライター)

 イベント当日、マスコミは完全シャットアウトされ、ステージでの写真が1枚だけ各社に配布されたのみ。「各社とも、何とかチケットを入手した記者や、帰り際の一般客からステージの状況を聞き出すなどして、情報収集に四苦八苦していた」(ワイドショー関係者)ようだ。

 マスコミが躍起になるのも無理はない。22年ぶりの復帰ということだけでなく、桜田といえば、1992年に宗教法人・統一教会の信者であることを公表した騒動以降、芸能界から“追放”状態の身なのだ。

「今回のイベントに当たっては、『洗脳状態』であることを危惧する意見がスポーツ紙だけでなく、朝のワイドショーでも放送されていました。華やかなニュースに水を差してしまう報道のされ方でしたが、いまだにテレビ業界が統一教会の扱いに慎重になっている証しでしょう」(同)

 当日は相澤さんの息子であり、サンミュージック社長の相澤正久氏も駆けつけ「素晴らしいイベントでした」と取材に応じていたが、やはり芸能界の復帰については、統一教会からの脱会が必須条件と見られている。

「事実、桜田は完全に芸能界から身を引いたと思われていたここ数年の間も、復帰の相談のため相澤会長のもとを何度も訪れていたそうです。しかし相澤会長は『あなたは自分の名前を統一教会のために利用しているのだから、入信しているうちは協力できない』と断り続けていたんです」(週刊誌記者)

 そこでサイゾーウーマンは、会場となった博品館劇場の担当者に、今回の桜田の復帰について話を聞いた。

「確かに統一教会から脱退したというわけではありませんが、桜田さん側から『広告塔という形では活動していない』という申し入れがあり、こちらもそう判断したため使用許可をしました」

 また、あくまでも芸能界復帰ではなく「一夜限り」ということ、また桜田は過去に舞台で博品館劇場に立ったという経緯もあることから、今回は特例で使用許可が出たそうだ。

 こうして開催される運びとなった今回のステージだったが、チケットは即座に完売し、オークションでは一時20万円のプレミアチケットになっていた。今後桜田が芸能活動を再開するかは不明だが、この日に関してはさまざまなしがらみを超えたことを含めて、往年のファンたちが涙する一夜となっていたようだ。

最終更新:2013/11/29 15:01
『桜田淳子 GOLDEN☆BEST』
あの“仕上げてきた”感じ、腐ってもアイドル!!
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