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嵐・大野智、ももクロ・百田夏菜子に「仕切らない」リーダー論を展開!

2013/09/01 08:00
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うちの智は、憧れてなれるもんじゃないですのよ

 『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務め、無事にまとめ上げた嵐。中でも大野智はドラマ『今日の日はさようなら』で主演し、がんに蝕まれ、残り少ない人生を全うしようとする青年を熱演。世界で活躍する前衛美術家・草間彌生とコラボし、絵の才能を遺憾なく発揮したチャリティTシャツの売れ行きも前代未聞の100万枚を突破するなど、リーダーとして今回の『24時間テレビ』を見事に引っ張った。

 そんな大野はグループアイドル界の「憧れのリーダー像」でもあるようだ。今発売されている『クイック・ジャパン』(太田出版)Vol.109では、「嵐さんみたいな存在になりたい」とビジョンを掲げるももいろクローバーZの百田夏菜子が、実際に大野と対談。そこで大野は独自のリーダー論を説いているのだ。

 といっても、さすがはじゃんけんでリーダーに決まった経緯を持つ大野。リーダーとして苦労した点を聞かれても、「僕ね、ないんですよ」「もともと、あんまりまとめたりできないタイプだし、リーダーもあんまりやりたくないし」と、初っぱなから消極的な姿勢であることを強調し、「好きじゃなきゃできないでしょ。仕切るとか、まとめるとか。だから、無理してやらなくていいと思うよ」とアドバイス。“リーダーに向いていない”と自認する百田にとっては、大野はまさしく同じタイプだったようだ。

 ただ、リーダーにとって厄介なのはMCだ。「大事な部分はやっぱり私がやらされますね」と話す百田に、大野も「そうだよね。僕もそうなんだよ。困るよね」と同意。特に、メンバー各自の挨拶の後、最後にリーダーがまとめなくてはいけない“流れ”は大変だという。しかし、ここでも大野は「一時期は逃げてた」と告白。「はい、全部言われました。ありがとうございました!」の一言で突破することで「周りがつっこんでくれるから、まとまる」という秘技を伝授している。百田は、「たしかに……」と腑に落ちた言葉を返しているが、この技は大野ゆえ許される気も。

 また、ライブの演出はスタッフとメンバーが意見し合うスタイルの嵐。一方、ももクロは「ムチャなものをムリヤリやらされるみたいなところがありますね(苦笑)」と説明し、「基本的に決まったものを渡されてから、踊りづらい部分を改善するくらいしか……」と不満を吐露。そこで大野は百田に現在の年を尋ね、百田から「一九になりました」と聞くと、「ああ……。じゃあ、しょうがないよ(笑)」と返事。嵐も「スケスケの衣装を着てた(笑)」ように、若いうちは仕方がないと見解を示した。が、それでも、ももクロの「変な衣装」には同情的で、特にドリアンマスクが話題となった「Neo STARGATE」のPVに対して、百田が「もう顔関係ないんで、私たちがやる意味あるのかな? みたいな感じだったんですけど」と話すと、大野も「そうだね。たぶん嫌だよね。そりゃ嫌だよ(笑)」「自分たちだって、十九歳の時にあれをやらされてたら、嫌だもん」と同情をのぞかせている。

 こうして紹介すると、年長者のリーダーとして助言するというよりも、同じ悩みを共有し合っているような大野センパイ。話が百田以外のメンバーに及ぶと、「ごめんね。(ほかのメンバーの)名前ねえ、前は覚えていたんだけどね」「みんな、自己紹介が長すぎて(笑)」と言い訳する場面も……。

 だが、さすがは“やる時はやる”男。ももクロが憧れの国立競技場でのライブを実現できたら、その時には「国立の演出は自分らで考えさせてってマネージャーさんに言えばいいじゃん。『もうあなたの趣味に耐えたでしょ、私たち』って」と百田に助言。同席していたももクロマネージャーに「ももクロ五人から出たアイディアを中心に」と話している。また、その際には「あの仮面の衣装でフライングして欲しい」とプランを披露した。

 ただし、この対談で大野は「二四歳くらいの時は自由にやってたな」と話しており、百田が自由を通り過ごして“フリーダムすぎるリーダー”にならないことをももクロファンは祈っているという。

最終更新:2013/09/01 08:00

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