地雷がいっぱい埋まってるぅ~!

テイラーの「ファック!」、ガガを見るウィル・スミス一家の表情……『VMA』のゴシップハイライト

2013/08/28 16:00
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テイラーの性悪ぶりが顔に出てきていい感じ!

 25日に開催された『MTV Video Music Awards 2013』(以下、VMA)が記録的な高視聴率を獲得したと報じられている。全米で2時間にわたり生放送された『VMA』の視聴者数は約1,010万人と発表されており、TwitterやFacebookなどのSNSでは、『VMA』でのパフォーマンスやハプニングに関する意見が飛び交い、すさまじい盛り上がりを見せた。

 今年の『VMA』で最も話題となったのは、マイリー・サイラスの「We Can’t Stop」とロビン・シックの「Blurred Lines」のパフォーマンス。見ている方が恥ずかしくなってしまうようなマイリーのアバズレ炸裂のパフォーマンスには、ブルック・シールズやシンディ・ローパーら大御所たちが批難のツイートをするほどで、1分間に36万ツイートを記録したと伝えられている。しかし、今年の『VMA』の話題はマイリーだけではなかった。

1.テイラー・スウィフトが元カレに「ファック!」

 黒のロングドレスを着ていたテイラー・スウィフトは、エレガントな装いとは裏腹に、性悪女ぶりが全米に生放送されてしまった。それは、イギリスからはるばる駆けつけたワン・ダイレクションがプレゼンターとしてステージに登場した時のこと。ノミネートを紹介し、受賞者を発表する前に、ゼイン・マリクが「最高のファンは、ここ、ニューヨークに存在する」と会場を盛り上げた次の瞬間、カメラはテイラーと親友セレーナ・ゴメスに向けられ、テイラーが「ったく黙れよ、ファック!(SHUT THE FUCK UP!)」とセレーナの耳元に言っている口の動きが全米に生中継されてしまったのである。

 テイラーは、真剣交際してくれなかったために別れたワン・ダイレクションのハリー・スタイルズのことをいまだに許せないのか、事あるごとにネタにしているが、この発言にネットではたちまちバッシングが巻き起こった。テイラーの狂信的なファンは、「彼女はそんなひどいことなど言っていない。腕がセレーナにぶつかったから、“アタシの腕が、ゴメンね”(Sorry for my arm)と謝っただけだ」と反論。だが、テイラーはムッとした表情だし、セレーナも苦笑いしているため、腕がぶつかったわけではないことは明白だ。ちなみに、ワン・ダイレクションがプレゼンターを務めた最優秀ポップ・ビデオ賞は、セレーナが受賞。自分が映ることを意識しているであろうテイラーは悪態などつかなかったかのように、笑顔で両腕を突き上げ大喜びしていた。

2.リアーナがマイリーに軽蔑のまなざし

 生放送であり、観客席のセレブたちの様子が映し出される『VMA』では、テイラーのようにセレブの都合の悪い場面が晒されることが少なくない。テイラーに「ファック!」と言われたワン・ダイレクションのハリーも、ドレイクがパフォーマンスをしている最中、イスに座ってオレンジをむく姿が映されてしまった。そのハリーの前に座っていたリアーナも、飲み物を手にダラッとしている姿を撮られており、「つまらない」という気持ちを全身で表現していた。リアーナは、マイリーのパフォーマンス中にもカメラに映ったのだが、軽蔑するような冷ややかな目で見ており、後ろでドン引きしているワン・ダイレクション共々、マイリーへの世間の反応を表しているようだと話題になった。

3.N’Syncにノリノリのガガ

 10年ぶりに復活した「N’Sync」のパフォーマンスに大喜びしたレディー・ガガが、サングラスをかけた貝殻ブラ姿で、ノリノリに踊る姿も映し出された。「N’Sync」ファンにとっては待望の復活だったのだが、パフォーマンス時間はびっくりするほど短く、ジャスティン・ティンバーレイク以外のメンバーは引き立て役に終わってしまった。「そもそもジャスティンのパフォーマンスの一部として復活したのだから仕方ない」という意見も多かったが、「もっと見たかった」と落胆するファンは少なくなかったようだ。

4.ガガのパフォーマンスに、あっけにとられるウィル・スミス一家

 復活といえば、今年2月からケガの治療のため長期にわたり休んでいたガガが、この『VMA』で6カ月ぶりにパフォーマンスを行い、不死鳥のように蘇った。“ぬりかべ”のような尼姿で登場したガガは、新曲「Applause」のMVのように目まぐるしく変身しながら熱唱し完全復活を遂げたのだが、最後の貝殻ブラ姿は「生で見るとパンツをはき忘れた人魚のようだ」と失笑する声が上がった。変身するガガに圧倒されるセレブも多く、ウィル・スミス一家はあっけにとられたような表情で観賞。微妙な顔のウィルにあんぐり口を開けるウィロウ、しかめっ面のジェイデンと一家揃ってナイスなリアクションをしており、こんなところでも芸達者ぶりを発揮していた。あまりにもナイスなリアクションだったため、「マイリーのパフォーマンスに呆れるスミス一家」と誤報するメディアもあったほどだった。

 生放送ということで、今回もさまざまなハプニングと共に私たちを楽しませてくれた『VMA』。来年は一体どんなドラマが起こるのか、今から楽しみだ。

最終更新:2013/08/28 17:11
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