[ジャニーズ・メディアの裏側]

増刷続きの二宮和也掲載誌、嵐メンバーで一番数字を持つのは「大野の表紙」

2013/03/17 08:00
ニノの眼鏡姿は賛否両論

 嵐メンバーの新番組が続々と発表になっている。4月からも続投するグループの冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に加え、個人の冠番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)『ニノさん』(日本テレビ系)『今、この顔がスゴい!』(TBS系)と一気に3番組もレギュラーが増加した。「人気の割に数字が取れない」「5人じゃないと何もできない」と揶揄する声を払拭するような結果が出るのか、メンバーにとっても正念場だろう。

 視聴率では不安定な状態の嵐だが、一方でDVDやCDセールス、そして雑誌の売上では国民的アイドルに相応しい数字を弾きだしている。

「表紙に嵐を起用すると、少なくみても売れ行きは1.5倍になります。普段はジャニーズが載っていないような業界誌でも、メンバーが表紙になっただけで増刷対応。ジャニーズでもほかのタレントだと1.3倍いけばいい方ですが、嵐だけは数字の威力が違いますね。中でも大野(智)くんが表紙のものが強いようです」(雑誌編集者)

 現在、書店やコンビニに並ぶ女性誌からエンターテインメント系雑誌の表紙のほとんどが二宮和也という状態。16日から公開の主演映画『プラチナデータ』に合わせた掲載だが、これらの関連雑誌も軒並み売れているという。2月9日に発売された「シアターカルチャーマガジン T.【ティー】」は、TOHOシネマズとTSUTAYA BOOKS、通販でのみ販売にもかかわらず緊急重版になるほどの売れ行き。1月に発売された「SODA」(ぴあ)は発売翌日に重版をかけても間に合わず、計3刷まで発行され、同編集部初の出来事になったという。

 2009年末に、「ザテレビジョン」(角川マガジンズ)お正月特大号の表紙が長年表紙を飾ってきたSMAPから嵐に代わり、世代交代が起こったのは記憶に新しい。雑誌だけでなく、現在CM本数でもSMAPの20社を上回る26社と契約を結んでいる。テレビ番組のレギュラー数ではSMAPには敵わないものの、嵐の経済効果によるうれしい悲鳴は、まだまだやみそうもない。

最終更新:2013/03/17 08:00

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