【週間視聴率トップ20】

明石家さんま、やはり強し! 『八重の桜』『純と愛』抑えて19%超え快挙

2013/02/27 15:00
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IMALUを出したら20%超えしたかも

1週間に放送されたテレビ番組の視聴率トップ20をおさらいしつつ、テレビ業界内外のニューストピックをザクっとまとめて振り返る! 数字とニュースの動向から明日の勝ち組が見えてくるかも?

 フジテレビ系で昨年11~12月に放送された昼ドラ『幸せの時間』が、放送倫理・番組向上機構(BPO)に「性表現が過激」だったと指摘され、再びフジテレビが話題になっている。また先頃、フジテレビを除く民放4社らが、海外で広域展開する放送チャンネル『Hello!Japan』を立ち上げると報じられた。シンガポールを皮切りに、アジア11カ国・地域での展開を目指しているという。出資者に名を連ねるキー局は、日本テレビ、テレビ朝日、TBSホールディングス、テレビ朝日ホールディングスで、フジテレビにも参加の打診は行われたが、同意に至らなかったとみられている。 良くも悪くもフジテレビは孤高の存在となってきているようだ。

 15~21日に放送された番組を振り返ると、『八重の桜』(NHK)が前週15.3%から17.5%と回復傾向を見せているが、自己最高の21.4%にはほど遠い。20%近い数字をマークしたのは、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の3時間特番。コロッケや研ナオコといった大物芸能人の2世ばかりを集めるという企画性はもとより、明石家さんまの安定した強さを感じさせる。日本テレビはこのほかにも、『ザ!鉄腕!DASH!!』『ぐるぐるナインティナイン』『世界の果てまでイッテQ!』と16%超えの番組を送り込む健闘ぶり。

 一方で、テレビ朝日は16%超え番組が皆無で、土曜ワイド劇場『ショカツの女7 新宿西署 刑事課強行犯係』が15.9%という結果。片平なぎさとウッチャンナンチャン・南原清隆の異色コンビが人気のシリーズだ。フジテレビは『サザエさん』(18.6%)、『めちゃ×2イケてるッ!』(15.7%)で数字を稼いだが、主力選手が長寿番組のみでは新規開拓するにも先行き不安だろう。耐久力のある番組作りが期待される。

2/15~21 トップ20番組

1)踊る踊る踊る!さんま御殿!!最強2世大集合 セーラー服で女祭SP 19.5 (日本テレビ系)

2)サザエさん 18.6 (フジテレビ系)

3)連続テレビ小説・純と愛(16日)  17.9 (NHK)

4)八重の桜 17.5 (NHK)

5)連続テレビ小説・純と愛(15日) 17.3 (NHK)

6)連続テレビ小説・純と愛(21日) 17.1 (NHK)

7)連続テレビ小説・純と愛(18日) 16.8 (NHK)

7)連続テレビ小説・純と愛(20日) 16.8 (NHK)

9)ザ!鉄腕!DASH!! 16.7 (日本テレビ系)

9)NHKニュース7 16.7 (NHK)

11)ぐるぐるナインティナイン 16.3 (日本テレビ系)

12)世界の果てまでイッテQ! 16.2 (日本テレビ系)

13)鶴瓶の家族に乾杯 16.1 (NHK)

14)連続テレビ小説・純と愛(19日) 16.0 (NHK)

15)NHKニュース7(15日) 15.9 (NHK)

15)NHKニュース7(18日) 15.9 (NHK)

15)NHKニュース7(20日) 15.9 (NHK)

15)サンデーモーニング 15.9 (TBS系)

15)土曜ワイド劇場・ショカツの女7 15.9 (テレビ朝日系)

20)NHKニュース7(21日) 15.7 (NHK)

20)めちゃ×2イケてるッ! 15.7 (フジテレビ系)

※ビデオリサーチ調べ、関東地区。15分以上の番組。単位は%

最終更新:2013/03/01 08:18
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ザ!鉄腕!DASH!!強すぎ
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