[ジャニーズ・メディアの裏側]

嵐・櫻井翔『家族ゲーム』、ファンが「脚本変更」の署名活動を展開!?

2013/02/10 08:00
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『家政婦のミタ』男版になりそう……

 フジテレビで4月から、水曜午後10時のドラマ枠が新設されることとなった。その第1弾放送として、嵐・櫻井翔主演の『家族ゲーム』が決定したのだが、従来とは少々違った不安の声がファンの間で上がっている。原作ファンの「イメージと違う!」という声はリメイク作品にはつきものだが、今回は事情が違うようだ。

 『家族ゲーム』(集英社)は本間洋平の小説作品で、1983年に松田優作主演で映画化された。現在では考えられないほど熾烈を極めた80年代の“受験戦争”をテーマに、主人公となる変人家庭教師をめぐる、一風変わったファミリーの日常が描かれている。松田が演じた家庭教師の、教え子に対する体罰を含む奇行めいた“個人レッスン”に、当時の観客は衝撃を受けた。

 この独特の役柄を「櫻井に演じられるわけがない」という声も少なくはないが、櫻井ファンの不安はもっと別の部分だという。

「ドラマ発表の時点で『2013年らしいテーマを盛り込んだ、新しい“家族ゲーム”を作りたいです』というフジ編成部のコメントも出ているし、原作を忠実になぞった内容にはならないでしょう。体罰が社会問題に発展している現在、特に教師による暴力行為の取り扱いには慎重になっているため、そこは一番気を使うはず。しかし不安を感じた櫻井ファンは、一般視聴者からの批判を恐れてか、脚本や設定の変更を求める署名活動を近々行い、フジテレビに提出しようと画策中だそうです」(ジャニーズに詳しい記者)

 フィクションといえども、やはりこうした世論や社会問題には敏感になるもの。アルジェリアでの邦人拘束事件が発生した際には、テロ行為を連想させるシーンがあったとして松坂桃李主演の日本テレビ系ドラマが急きょ放送中止になるという一件もあった。

 さて、今回の『家族ゲーム』リメイクには、同じ嵐の一員である、二宮和也のファンたちからも、「納得がいかない」との声が上がっているという。

「実は二宮は松田優作の隠れファンで、松田と親交のあった飲食店関係者に『君は優作に近い雰囲気を感じる』と称された時には、それはそれは喜んでいましたよ。本人も『いつか松田さんのリメイク作に出演したい』とまで言っていたそうで、これを知ったファンたちは、今回櫻井が起用されたことで『ニノがかわいそう』と怒っているというんです」(芸能プロ関係者)

 櫻井本人は「自分自身の今までにない一面をお見せできるのではないかと今からワクワク」と意気込みを見せていたが、放送開始までファンの心配はつきないようだ。

最終更新:2013/02/10 08:00

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