二世に批難集中!

田村正和の甥・田村幸士、「家族秘話暴露」の二世売りに事務所ブチ切れ間近

2012/12/07 11:45
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田村幸士公式プロフィールより

 昭和の大スター・阪東妻三郎の四男で俳優・田村亮の息子・田村幸士が、大手映画会社の松竹から反感を買ってしまったという。原因は亮の兄で、幸士の叔父に当たる俳優の田村正和の私生活を、ネタにしてしまっているからだという。

 幸士は、学習院大経済学部を卒業後、IT会社やスポーツマネジメント会社に就職。その後は制作会社に転職し、NHK局内でADとして働いていた。それまでは、「華麗すぎる一族と比較されるのが嫌だったから」と、一般人として生活していたそうだが、30歳を過ぎた2007年に俳優に転身した。

 09年には『いい旅・夢気分』(テレビ東京系)で父・亮と共演し、本格的に芸能界デビュー。以後は舞台、ドラマなどに出演しているが、顔と名前が一致する人は少ないのではないだろうか。

 そんな幸士が、今年8月放送の『もてもてナインティナイン』(TBS系)でバラエティ初出演。番組では、プライベートが謎に包まれている叔父・正和に関して「甥っ子だけが知っている正和伝説」として数々のエピソードを紹介した。

 正和とキャッチボールした話や、正和のプライベートについて「自宅から撮影現場へドラマの衣装で出かけていく」「ATMを使ったことがない」「髪は専属の美容師が家で切る」など、初めて明かされるエピソードにスタジオも盛り上がっていた。

 しかし、叔父について「常に“田村正和”で“役者”としている」と解説しているにもかかわらず、「家にお客さんが来てもボソボソしゃべる」など、自宅での様子まで明かしてしまうというのは、正和本人はどう思うのだろうか。

 さらに番組では、父の亮もVTRで参加し、バラエティ番組に馴染みがない息子に対して「頑張りなさい」とメッセージするなど、親バカぶりも発揮していた。この回が好評だったのか、幸士は10月にも同番組に登場し、今度は祖父である“阪妻”エピソードを話していた。

「これに、正和の出演作品を多く擁する松竹関係者が、みな苦虫を噛み潰しているんです。最近では露出が減っている正和ですが、松竹としてはまだまだ現役の俳優として活動してほしいと思っている。そこへ家族が勝手に、さらに本来であれば表に出すべきでないプライベートをネタにされてしまっては……ということですね。先日もある関係者が『二世なら、せめてネタにするのは親だけにしろ』と愚痴っていましたよ」(週刊誌記者)

 二世タレントの氾濫が続く芸能界だが、この“親戚タレント”売りには、さらなる批判が殺到することは間違いない。幸士は関係者の堪忍袋の緒が切れてしまう前に、別の売り出し方法にシフトチェンジした方がよさそうだ。

最終更新:2012/12/07 11:45
『古畑任三郎 すべて閣下の仕業』
ぺちっ(額を叩く音)
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