自虐がチャーミング!

K・サザーランド、ゴシップをパロディーにしたクリスマスカードを公開

2011/12/23 11:45
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キーファー・サザーランドのツイッターより

 近年の海外ドラマ・ブームの火付け役となった『24 -TWENTY FOUR-』で、不死身の男ジャック・バウアーを演じた、キーファー・サザーランド。2012年に公開が予定されている映画版『24 -TWENTY FOUR-』の準備も着々と進んでおり、再び世界的なジャック・バウワー・ブームが巻き起こりそうだと伝えられている。そんな彼が、Twitterでファンに向けてクリスマスカードを公開。泥酔しクリスマスツリーに突撃した6年前の出来事をパロディーにした、ユーモア溢れるものだと話題になっている。

 21日に45歳の誕生日を迎えたばかりのキーファーが、めったに更新しないTwitterで、3カ月ぶりにつぶやいたのは12月10日のこと。「長らくツイートしなくて、すまん。インドで映画撮影をしていたんだ。戻ってきて、今は『Touch』(新ドラマ)に取り掛かってる。みんな、元気にやってるか~」とツイートし、それから10日経った20日に、「ハッピー・ホリデー」という言葉と共に写真のリンクを掲載。写真は、大きな口をあけたキーファーが手を広げて、クリスマスツリーに飛びつこうとしているもので、「(冗談だよ)」「ハッピー・ホリデー」という文字が添えられていた。

 キーファーがパロディーにしたのは、2005年12月末のロンドン泥酔事件。ホテルのバーで友人たちと酒を飲み、その後たむろっていたロビーで、助走をつけクリスマスツリーに飛びかかったのだ。キーファーは、まず奇妙なブレイクダンスを披露し、クリスマスツリーに目をつけ、「オレはクソッたれたクリスマスが大嫌いなんだ!」と言い放ち、「あの木は倒さなきゃならねぇ」と宣言。ホテル従業員を捕まえ、「もし、あの木を叩き壊したら、弁償させていただけるでしょうか?」と質問し、「えぇ、もちろんです」と従業員が答えると、クリスマスツリーに向かって突撃したのだった。

 クリスマスツリーは無残に倒れ、起き上がったキーファーは、従業員に向かって「オ~、ごめんよ……あんた、クールだね。このホテルはすんげぇ最高っ!」と言い、ベロンベロンな状態であったが、きちんと弁償して立ち去ったと伝えられている。

 このクリスマスツリーに飛びかかる一部始終は撮影されており、動画はすぐに流出。しばらく、トーク番組などで話のネタにされていたが、キーファーは苦笑いしながらも落ち着いて対応していた。彼は、その翌月にカリフォルニアのバーで朝から飲んだくれ、勘定を見るなり「財布をすられた!」と叫び、その場で繰り返し空手キックをするという、あまりにも意味不明な行動をとっており、その話に振れられるよりは、クリスマスツリーへの突撃のほうがマシだと思ったのかもしれない。

 酒好きなキーファーは泥酔すると脱いだり、踊ったりと過度に陽気な男になってしまい、これまでも酒にまつわるさまざまなゴシップが報じられている。昨年も、ストリップクラブで泥酔し怒鳴りながら奇妙なダンスを踊って追い出された挙げ句、道路に寝転がりゲラゲラ笑う姿が目撃され話題となった。

 2004年と07年には飲酒運転で逮捕されるという、笑えない事態も起こしており、07年12月5日から08年1月21日まで服役。41歳の誕生日、クリスマス、大みそか、正月を刑務所の中で過ごしている。

 泥酔していなくても、ブルック・シールズを転ばせたデザイナーに頭突きをくらわす事件を起こすなど、ハプニングの多い、熱い男としても知られているキーファー。今年秋は、23歳になる愛娘サラ・サザーランドも女優デビューを果たしており、満足できる1年だったに違いない。12年は、映画版『24 -TWENTY FOUR-』の撮影や宣伝で忙しくなりそうだが、飲酒によるストレス発散は、ほどほどにしてもらいたいものである。

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ツリーの中に、テロリストがいたんでしょ。

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最終更新:2011/12/23 11:45
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