噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第96回】

“落ち目”と言われても全てを背負う、キムタクというアイドルの宿命

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「女性セブン」10月20日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第96回(10/7~11発売号より)

 東京での暴力団排除条例施行で、芸能界と暴力団との関係が益々クローズアップされている。興行は今後どうなるのか、紅白は、演歌界は全滅かなどなど。テレビ局でも芸能事務所に「暴力団とは関係がない」との一筆を交わす動きもある。だがこの条例、警察の胸先三寸、恣意的適用の危険性は高いことも忘れてはならない。

1位「スクープ撮 モテキロンブー淳! 小泉今日子とつなぐ手と手にうつむいて…」(「女性セブン」10月20日号)
2位「海老名家大失態! 三平・国分の超豪華披露宴に呼ばれた吉田秀彦『はぁ?席がない!?』で帰っちゃった」(「女性セブン」10月20日号)
3位「”背水”拓哉を救う『3人のアゲ女』(「週刊女性」10月25日号)

 ロンブー淳が今度は小泉今日子だと!! 目次を見てぶったまげた。昨年正月の安室奈美恵熱愛発覚以来、個人的に目の敵にしている淳だが、アイドル界の女王さまであるキョンキョンと! そんな驚くべき記事を掲載したのは「セブン」である。アムロスクープも、そして今年8月に発覚したファッションモデル・矢野未希子の熱愛も、そして淳の悪名高き「女性に求める105箇条」をもスクープした「セブン」だが、またまた驚愕のロンブー淳ネタを放ったのだ。

 午前2時半、都内の閑静な住宅街の会員制バーにロンブー淳がいた。そこになんとキョンキョンが現れた! ”憧れの女性”であるキョンキョンを前に、午前5時過ぎまで話し続けた淳。だがこれはデートではない。小島よしおや、キョンキョンとコラボ経験もあるFLYING KIDS・浜崎貴司など4人がキョンキョンを連れてきたのだ。おそらく淳が4人の誰かに憧れのキョンキョンとのセッティングを”強要”したのだろう。しかし、次の店に移動する際に事件は起きた。車から降りた淳がキョンキョンの手を取ると、そのまま手を引いて店に歩き出したのだという。恥ずかしそうに俯きながら(これが淳の女の気を引くテクニックであり、だからこその淳のイヤらしさだと思う)。しかしキョンキョンは大人だ。笑いながらそれに応じた。そして朝8時過ぎ。店から出てきたキョンキョンは「じゃあねぇ~」といって1人タクシーで帰っていったという。それをヤクザのように最敬礼して見送る淳。なんのことはない、軽くあしらわれたのだ。玉砕。当然である。

 まったく相手にされなかった淳であるが、この男何なのだろう。キョンキョンは淳にとって「生まれて初めて結婚を意識した女性」だという。それはお前だけの勝手な妄想だ。憧れならまだしも、「結婚を意識」だなんてキョンキョンに失礼だろう。なんと不遜な男だ、何サマだ。

 それにしても「セブン」は誠にもって淳に関する太く深いパイプを持っていると思われる。その情熱はストーカーのように執念深い。そこは深く共感するところだ。今回も単に取り巻き連中にキョンキョンと会わせてもらった淳という記事ではあるが、それをキャッチし、”手をつなぐ”という暴挙を見逃さなかった「セブン」は偉い。そして淳のストーカーと化した「セブン」だが、今回の記事を見てもそれは遺憾なく発揮されていた。

 というのも小泉手つなぎの数日前、「セブン」は淳の恋人であるはずの矢野との抱擁シーンまでキャッチしていたのだ! これまた芸人仲間と深夜バーに繰り出した淳が矢野を呼び、店を出たところで衆目の中抱き合っていたという。もちろんその写真もバッチリ押さえている(悲しいかな矢野のネームバリューのせいか、記事末の方に小さく小さく掲載されただけだけど)。だが、「セブン」のタイトルにある”モテキ”は間違えている。これまで米倉涼子、藤崎奈々子、坂下千里子、若槻千夏、藤井悠、中越典子、紺野あさ美、安室、矢野、小泉と節操がない。だからモテキではなく単に手当たり次第、そう断言したい。
 
 薄ら寒い恐怖というのはこういうことを言うのだろう。700人もの招待客を集めた林家三平と国分佐智子の結婚披露宴だったが、豪華披露宴という掛け声ばかりで、芸能マスコミ的にはそれほど盛り上がらなかった。そればかりか、出席したビートたけしの不毒舌やみのもんたの引退騒動ばかりが話題になる始末。トホホ。

 しかしトホホなどとはいっていられない”恐怖の大事件”が密かに進行していたというからビックリ。なんでも、披露宴に出席するため格闘家の吉田秀彦が来場したが、招待リストに吉田の名前がない。おろおろする受付の弟子。憮然とする吉田。一度は別室に通された吉田だったが、披露宴に出席することなく帰ってしまったという。原因は招待状の返信の行き違いらしい。

 これは一大事である。一般人の結婚式でもこんな事態は一大事なのに、ことは芸能人。いや仕来たりや作法、伝統やメンツを重んじる落語界の名門・林家一家の披露宴なのだ。そこには一家を仕切る女帝・海老名香葉子もいる。礼儀作法に関する煩さでは日本でも何本かの指にはいるであろうゴッドマザーだ。タダで済むはずがない。

 もちろん弟子たちの対応も失態だが、それ以上に国分が心配だ。だってこうしたセレモニー、冠婚葬祭の一切合財は本来嫁である国分の仕事であり責任だ。招待状の確認など肝心なことは嫁の仕事が落語界、そして林家のオキテである。だから最終的には嫁の失態――。人生の門出なのに、香葉子からどんな仕打ちを受けるのか気の毒である。

 だがこの記事の怖さは、この失態について「セブン」がマナー講師である平林都に意見を求めているところだ。平林といえば、数多くの企業マナー研修を担当、関西弁での叱責、スパルタ・キャラが受け、テレビでも多く取り上げられるマナー伝道師だ。その平林が「ありえないミス」と林家へ苦言を呈す。「新郎新婦から即日、直接のお詫び電話」「直筆の詫び状」「夫婦揃って直接お詫び」。そして新郎新婦が新婚旅行に行く場合「香葉子の詫び状」という下りまである。香葉子にまで容赦ない平林。平林と香葉子のマナー対決を見てみたい。これはさらに怖いと思う。

 今後、木村拓哉のドラマ出演には、”テコ入れ女優”の存在が風物詩となっていくのだろうか。”かつてほど視聴率が取れない落ち目のキムタク”というフレーズとともに。前回の『月の恋人』(フジテレビ系)は宮崎あおいに断られ、篠原涼子にしても「恋人役でなければ」との条件付きが話題になった。その背景には、キムタク・ブランドの低下が囁かれた。それと同じ現象が今回も起きているらしい。

 10月16日からスタートのキムタク主演ドラマ『南極物語』(TBS系)。それを援護するのが人気絶頂の綾瀬はるかと、これまた子役界のスーパーヒロイン・芦田愛菜、そして控えるは主題歌を担当する大御所・中島みゆきであり、記事は3人の”助っ人”なくしてはドラマの成功はない、といったトーンに覆われている。 キムタクは崖っぷちだ、と。でもそれって落ち目になる前からキムタク・ドラマで取られていた戦略だったのでは? 過去、30%という高視聴率を取った『ロングバケーション』(フジテレビ系)では山口智子、松たか子、『ラブジェネレーション』(同)では松に加え、藤原紀香、その後も常盤貴子、水野美紀、大塚寧々、柴咲コウという錚々たる共演女優たちの存在があった。だが時代は変わった。ネット社会という時代変化もあり、国民的ドラマが生まれ難い構造もある。主役の人気だけでは数字は取れない。だからキムタク1人の責任ではない。テレビ業界全体、そしてドラマ自体の構造疲弊の問題だ。それでも全てを背負わなくてはいけないスーパースター・キムタク。だが”落ち目”というだけで、女性週刊誌のトップ記事を飾れるものまたキムタク、そしてSMAPというアイドルの宿命なのだろう。

『原宿百景 (SWITCH LIBRARY)』

淳の服がダサいんで、要チェケ!

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