[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

初めての家族旅行、まーの年齢をごまかして秘宝館に入ろうとしたものの……

2010/07/05 21:00
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(C)倉田真由美

 ここのところ仕事もプレイベートもバタバタしてて全然休んでなかったので、無理矢理休みを作って、家族4人で箱根に1泊旅行に行ってきました。ネットとか雑誌でいろいろ探してみたんだけど、子ども連れだと宿泊する施設が限定されますね。旅館はほとんど子どもNG。今まで子どもがいることで不便だと感じたことはなかったけど、こういうところで制限されるのは新鮮でしたね。

 ホテルメインで探したところ、箱根のとあるホテルが子ども連れでもOKというので、すぐに予約。レンタカーで行こうと思ったんですが、2年ほど運転してないし、ココはまだ6カ月で何かあったらヤバいと思い、電車で行く事になりました。だって、妻くらたまが「運転、ホントに大丈夫?」とかなりしつこく聞くから、オレも不安になるわけですよ。

 「ま、箱根なら電車ですぐでしょ」と思いきや、最寄駅から強羅まで6回も乗り換えましたよ! 強羅からケーブルカーで20分、その後、早雲山からホテルまでロープウェーで20分。 計3時間以上かかりましたね! しかも当日は曇りで山の上は霧だらけ、ロープウェーからの景色も霧だけ。しかも6月なのにめちゃ寒い! でも移動が多かったので、ココはほとんど泣かなかったことは助かりましたね。

 ホテルにチェックインした後、ちょっと休んで散歩に行こうと思い、フロントに「近場に何か見所はない?」と聞くと「特にないです」だって。とりあえず外に出ると、相変わらず寒い! なので速攻外出はあきらめました。しかし何もやることがないので、まーはヒマで騒ぎだす始末。しょうがないから、ホテル内のゲームコーナーへ。置いてあるゲームもイマイチだったんですが、かろうじて「太鼓の達人」があったので、まーは喜んでましたね。妻と結婚する前に2回ほど旅行に行ったんですが、その時は部屋で本とマンガ読んでるだけで2人とも満足。でもまーとココがいる旅行は、子どもがメインで楽しめる場所じゃなければ難しいと実感しました。

 そんなワケでイマイチ盛り上がらなかった箱根旅行をふまえて、仕切り直しで再度出かけることに。妻と相談した結果、東京から1時間以内で行ける海ってことで、熱海に行ってきました。ここも子連れで宿泊できるホテルが限定されますが、熱海でもそれなりに大きいホテルが、プール付きで、海に歩いて行けるとのこと。これならまーも退屈はしないだろうと思い、早速予約しました。

 ホテルにチェックイン後、早速まーとホテルのゲームコーナーに行くと、コインゲーム、エアホッケーなど街のゲーセン並みにかなりの種類のゲームがあったので、1時間くらい遊びました。その後、妻とココも合流して近場の海に散策へ。まーは「もっとゲームをしていたい!」とゴネてましたが、無理矢理連れて行きましたよ。海に着くと、嫌がってたくせに砂浜で遊んでるし! しかも、「そろそろ帰るぞ」と言っても、「まだ遊びたい!」とワガママ言い出す。なので、無理矢理連れて帰ることに。なんなんだ、こいつは!

 で、翌日の朝イチに、ロープウェーで「秘宝館」に行きました。が! 入り口に「18歳未満NG」の文字。まーは父っちゃん坊やに見えなくもないので、チケット売り場のおばちゃんに自然に「大人3枚!」と言ってみたが、「子どもはダメです!」と断られてしまいました! しょうがないので、まーは入り口でゲームやって待っててもらうことに。ちなみにココはOKだったので、ベビーカーで入りましたよ、「秘宝館」に! いやー、端から見たら完全に頭がおかしい夫婦だよなぁ。

 オレは初めて秘宝館に入りましたが、シュールなビックリハウスみたいな感じですね。春画とか3Dで見られるエロ映像とか昔の大人のおもちゃなどがありました。あと、実物大のくじらのチ○ポが展示してあったのは驚愕ですよ! すごいですよ、くじらのチ○ポのデカさは! 出口にチ○ポ型の水鉄砲が景品のUFOキャッチャーがあったので、まーのお土産用と思い1,000円は使ったんですが全くダメ! これはマジで悔しい! オレも欲しかったんだけどなあ。

 「秘宝館」の後は、まーが騒ぐので、プールへ。ウォータースライダーがあったので、まーを誘うと「怖くて無理」とビビリまくり。それでも無理矢理やらせたら、面白かったみたいでしたね。妻とココはプールに入れなかったので、30分ほどまーと流れるプールで遊びました。熱海は結構楽しかったですね。まーも「またあのホテルに行きたい!」と言ってるし、夏になったらまた行きますか!

最終更新:2011/01/13 14:03
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