[ジャニーズ最新言行録]

月9のキムタク、リン・チーリンに演技指導し、思い切り殴られる!?

2010/05/19 08:00
kimuratakuya11.jpg
たるんだ頬も殴られたら元に戻るかも?

 10日にスタートした主演ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)第1話が平均視聴率22.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したSMAP木村拓哉。第1話放送翌日にはフジテレビから「うなぎのぼりを!」というゲンを担いだ”うなぎ3枚入りのロケ弁”が提供されたそうで、第2話は19.2%(前同)とやや下がったものの、高視聴率をマーク。本人も局側もまずまずの手応えを感じているようだ。

 そんな中、14日放送のラジオ『WHAT’S UP SMAP!』(TOKYO FM)では、木村自身が視聴者から寄せられた疑問について回答。そこで紹介されたのが、木村の役者魂が伝わるこんなエピソード。

 話題となったのは、第1話の後半、自分が騙されていたことを知って逃げるシュウメイ(リン・チーリン)を葉月蓮介(木村)が連れ戻しに行き、彼女から思い切りぶたれるシーン。リスナーから「あれって本当にぶたれてますよね? 痛かったですか?」という質問が寄せられ……、

「そりゃぁ叩かれますよ。あんなこと言ったら。ホントぶたれて当然なシーンだったんですけど」

 と、シュウメイの気持ちに理解を示した木村。実はこのシーン、台本には「シュウメイが蓮介を殴り続ける。蓮介は一切抵抗しない」と書かれていたのみで、アクションをつける専門家は皆無。ふたりが感情の動きをそのままに表現し、一連の動きを2台のカメラがノーカットで追う……というアドリブに近い撮影方法がとられていたのだという。

「動きの打ち合わせとか、そういうのが一切なかったから、これは彼女の感情に任せてやるのが一番いいんじゃないかなって思った」

 という木村だが、気にかかったのがチーリンの気持ち。シュウメイの立場として”蓮介”に怒りは感じているものの、”木村”を殴るという行為に対して彼女はかなり抵抗を持っていたのだという。そこで……、

「本番いく前にね、ちょっと彼女の手首を持って『力抜いて』って。『なんで?』っていうリアクションしたから『まあ、いいから力抜いて』って言ったら一瞬、彼女の手の力が抜けたんですよ。そこで『今だ!』と思って、彼女の手を使ってボクの横っ面を思いっきりひっぱたいたんですね。彼女の手を使って自分で自分の顔をひっぱたいた、みたいな。彼女はびっくりしてたけど『今みたいな感じで、オレが止めるまでシュウメイとして蓮介をボコボコにしちゃって』って言って本番に挑んだんです」

 こんな身体を張った演技指導の甲斐があってか、本番では「カット!」の声がかかった瞬間に音声部のチーフから「すっげぇ音してたけど鼻、折れてない?」と心配されてしまうほど、リアリティーあふれる最高のシーンが撮影できたのだという。

「まあね。久々にグーで4~5発もらったんで、寝る前に歯でも磨こうかなって口開けたら、やべぇ、口開かねぇって(笑)。まあ、ちょこっとね。左頬の内側に2カ所、口内炎ができたくらいで済んだからよかったです」

 と、聞くだけで痛くなってしまいそうな裏話も明かした木村。ちなみに、その後に続いた「お前が欲しい」というキザなセリフも、それだけバシバシ叩かれた後だったため、照れもなく、さらっとこなせたのだという。

 これ以外にも、「蓮介」のキャラクターについて「そういえば、こいつ笑わねぇなって感じでいきませんか?」などと積極的に監督とのプランニングを重ね、その上で1話のラストでは「最後にきて、笑うことは笑うんっすけど、和んで心から笑ってるってことではない笑いにしてみたら面白くないっすか?」と提案するなど、細かい部分まで自分なりの役づくりを行なっている様子の木村。彼自身が「ちょいちょい嫌なヤツですね」と語る「葉月蓮介」とは一体どんな人物なのか。そして複雑に絡み合う美女3人との恋の行方は……? 今後のドラマの展開に期待大だ。

『励ましのバイブル!木村拓哉語録 (単行本)』

笑いのレパートリーがいっぱいあるんだね!

amazon_associate_logo.jpg

【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】
「アゴがぷよって顔が大きい!」キムタク月9ドラマにファンも興ざめ
木村拓哉、『月の恋人』を記念して、コンドームをプロデュース!?
キムタク批判に北川景子の喫煙、日本じゃありえない中国報道の中身

最終更新:2012/07/31 15:47

タレント112人の最新動向、CM契約社数、退所者一覧など随時更新

アクセスランキング