プラム麗子のブラック恋愛道「BLACK MEN ONLY」vol.03

店員がALLブラックガイ! 新入り上玉スタッフに興奮しすぎて……

2010/05/22 17:00
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Photo by Reiko.Plum

 ご無沙汰してます~。プラムです。いま自宅に帰ってきたところなんだけど、さっきすごい上玉のブラックガイをみつけちゃったの! マンションのエレベーターから出たら、私の部屋の向かいから出てきたメンズ!!  お互い笑顔でこんばんは。冷静を装ったけど頭の中で「かっこいい~~♪♪♪♪」って絶叫よ。渋谷のこんな場所に住んでて、インド系の顔立ちといえば、あの店のメンズに間違いない。前から目をつけていた、スタッフがブラックガイばかりの焼き肉屋! どうやらその店は、このマンションの一部屋をスタッフの寮として借りてるようで、以前もその店のメンズを見かけたのね。でも今日の子はニューフェイス。いったい何人で住んでるのかしら……? それはそうと、その一瞬で興奮したのか、いま生理がきたみたい(笑)。

 こないだ、って言っても結構前なんだけどね、弟夫婦が東京に来たときに一緒に食事をしたの。料理が運ばれてきても弟が奥さんにお構いなく食べてるからその態度にカチーンときちゃった。「なんで自分ばっかり食べてるの? 取ってあげないの?」って聞いたら「なんで、いつもこうだよ」って言うの。そんな子じゃなかった~、実家だったら説教よ。「あんた女の子にどういう口の聞き方してるの」って。やっぱり男は結婚すると変わっていくものなのね。結婚している友達は、旦那さんの休みがないとか、結婚して態度が変わるなんていうのは当たり前だって言うけどさ、それって寂しいよね。子どもがいるから関係が繋がっている夫婦も多いでしょうし。

 でも、梅宮辰雄さんの奥さん、クラウディアは辰ちゃんが売れっ子で時間がない頃はトイレまでついていって会話してたんだって。いまもラブラブ感が続いているのは、そういう関係性を維持する努力があったからだよね。だから、アンナが「うちの両親みたいになりたい」って言うの分かる。でも残念ながらアンナは……。わたしも辰ちゃんみたいな夫婦になりたいわ。

 それに、子どもじゃなくて奥さん中心の家庭がいいと思わない? フランス人と結婚した中村江里子が、旦那さんのことを「パパ」って呼んだら「僕は君のパパじゃない」って言われたんだって。正論よね。それに、一番大切なのは子どもじゃなくて奥さんなんだって。自分は奥さんと結婚したんだから大切なのは奥さんで、それで出来たのが子どもだから、子どもは2番なんだって。素敵~。日本では公園を散歩する光景でも、奥さん、子ども、旦那さんの並びでしょ。子どもが真ん中。あちらは奥さんと旦那さんが手をつないで子供ははじっこっていうのが一般的。セレブのパパラッチ写真でもそういう姿見るでしょ? そういうのって、大事にされてる感じがするよね。いつまでも愛を感じていられそう……。もう、いま愛に飢えてるのよ……。

 でも、日本は家族三人が川の字で寝るのがいいところ。血の繋がり、人間同士の結束力を大事にしてるのかな。なにか起こったときに他人同士でも「じゃあみんなでやりましょう」と結束できるのは、日本のそういうスタイルに関係してる。って、わたしの師匠が言ってた(笑)。外国では、子どもがまだ小さくても自分の部屋のベッドで寝る。家族でも個人として尊重する。それぞれ良いところ、悪いところがあるよね。とにかく、私は奥さんを大事にしてくれる人と結婚したい。それって子どもにも良いと思うんだ。

 本当は別のテーマで書こうと思ったんだけど、母の日があったからなふとそんなことを思ったの。次回は下ネタ全開になりそうだから、今回は箸休め。次回は夏も近いし、恋愛モードでいくわよ~!

プラム麗子(ぷらむ・れいこ)
山形県出身、都内在住のカメラマン。年に数回、海外旅行に出掛けては様々なブラックメンと親睦を深めている。アフリカ系からアジア系まで、褐色の肌であればより好みせずトライする、重度のブラックメンオンリー。

『ERIKO STYLE 暮らしのパリ・コラージュ (単行本)』

すっかりパリの住人になられまして

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最終更新:2019/05/24 17:09
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