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大野智ドラマ『怪物くん』、「演技がヤバいくらい上手い」と賞賛の嵐

2010/05/11 11:45
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ニノも大ちゃんの演技を絶賛してるしね

 嵐・大野智主演で放映中のドラマ『怪物くん』(日本テレビ系)。言わずもがな、藤子不二雄Aによる人気アニメの実写版であり、スタート前には「30歳も目の前なのに短パンにタイツであの扮装は罰ゲームみたい」「どうせ香取慎吾の『こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)』みたいに見てて恥ずかしいテンションのドラマになるんでしょ」などと批判を集めていた。が、いやいやどうして、回を重ねるごとに視聴者からは賞讃の声が続出。改めて、俳優・大野智の演技力が評価される作品となりそうだ。

 アニメの『怪物くん』といえば、小柄な体躯、キュートな声&ルックスが持ち味で、短気でわがままな「坊ちゃん」ぶりも子どもがダダをこねているようで愛くるしい。しかし、今回大野が演じている『怪物くん』は、アニメ版とは似ても似つかぬ存在。どちらかといえば、ちょっと性格が悪い天然ちゃんで、大野の実年齢である20代後半に近い”やさぐれ”感さえ漂わせていると評判だ。

「藤子不二雄Aの怪物くんをイメージしている人にとっては、あまりにも別物でがっかりするかもしれません。ただ、とてもデキのいい別物に仕上がっていると思いますよ。このドラマにこんなにハマるなんて思ってもみませんでした」と語るのは、あるドラマライター。技術を駆使した見事なCG、怪物くんに振り回されるお供の3人、ドラキュラ(八嶋智人)、狼男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)の人選の秀逸さもさることながら「やはりドラマ全体を牽引しているのは大野くんの卓越した演技力でしょうね」と言う。

 連ドラデビューは2008年の『魔王』(TBS系)と、どちらかといえば遅咲きの大野。しかしそれまで舞台で鍛えてきた演技力には安定感がある。

 今回、特に視聴者の注目を集めたのが第3話の”ニセ怪物くん”が登場したシーン。大野がそのままの扮装で一人二役を演じているのだが、その演技に視聴者も驚愕した様子。

「大野くんの演技がヤバいくらい上手い。顔の表情がとにかく豊か」
「アックマー(悪者)が正体を表すときのニセ怪物くんの表情と声にゾクッときた」
「単なるジャニタレドラマかと思ってたらイメージ変わった」
「ドラマ版の怪物くんは、もう大野クン以外演じられる俳優さんはいないと思う。それくらいハマってる」

 とネット上でも賞讃の声が続出。ストーリー自体も「細かいところまでしっかりしていて、子どもだけでなく大人も楽しめる」「CGも安っぽくないからいい」「道徳的な部分も多いけれど、こういう単純明快な方が『ごくせん』みたく単純で気楽に見られる」「ワガママに振り回されながらも怪物くんについていくお供の3人のけなげさが良いし、会話の掛け合いもテンポがあって楽しい」など、意外と評価が高いのだ。

 残念ながら第3話はゴールデンウィークと重なったこともあり、3話中でもっとも低い視聴率(12.8%)を記録してしまった。しかし、熱心なファンの中には「何度もリピートして見てる」という人もいたりして、見逃した人もなんらかの形で要チェックかも? また、ストーリー自体も今後ますます深く広がっていく予定とのことでますます楽しみだ。

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この大ちゃんもいいんです。

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最終更新:2012/07/31 19:54

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