今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

なぜかヒール役を割り振られた、沢尻エリカの夫

2010/05/01 17:00
sawajirierikakekkon.jpg
不遜な笑みを浮かべる沢尻

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎当世最高のヒール役
 離婚騒動で、ますます松田聖子化が加速中の沢尻エリカ。もうめんどくさいから「二代目・松田聖子」を襲名すりゃいいのに。そしてこの件で、日本中から「いい気味だ」と思われているハイパーさん。エリカ様に対しては、好き嫌い良い悪い含め、十人十色の意見が持たれているが、ハイパーさんに関しては、「口八丁手八丁のヒモ」ということで国民全員の見解が一致している。本当に見事なまでに。この力を利用して、電力とか作れそうなほどに。十年後、どうしてるんだろなぁ。

◎ほぼドキュメンタリー作品
 以前、老人向けの紙おむつのCMに出ていた綾戸智絵。製品を使用するのは母親役で、綾戸自身はかいがいしく母の介護をする娘、という設定であった。現在、同じメーカーの尿漏れパッドのCMに出演している綾戸智絵。しかし、製品を使用する役は「母親」から「本人」に。んー。これぞ本当のリアリズム。徹底して老老介護のコアな現状を抉り出す、ユニチャームの真摯なCMづくりの姿勢に乾杯!

◎不登校のテッパン言い訳
 首相の応援の為、デモで混乱中のタイに旅立ったという石原伸晃。当初、慎太郎も一緒に行く予定だったのだが、「おなか壊した」ってことでやめたらしい。そんなんで新党大丈夫なのか。

mishuran.jpg

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

【バックナンバー】
「間違った女らしさ」を押しつけられる悲しさよ……
オスカーノミネート女優にも菓子パン! 『とくダネ!』から見たテレビの本質
「百恵と友和の息子」に振りかかる、 CMという名の災い

最終更新:2019/05/22 19:50
アクセスランキング