ふたりで食事も！　生田斗真、石原さとみと息ぴったり夫婦役

　生田斗真が主演をつとめる2010年公開の映画『人間失格』で、主人公の妻・良子役を石原さとみが演じることが分かった。

　今年6月、生誕100年を迎えた太宰治の代表作でもあるこの作品。生田が演じるのは、人と違う感性を持つがゆえにもがき苦しみ、酒や女に溺れ、身を滅ぼしていく主人公・大庭葉蔵役。良子は、そんな彼が唯一心を許し、結婚にまで至る女性だ。葉蔵を純粋に愛する一方で、夫の知人と不貞関係を持ち、その現場を目撃されてしまう……というシーンで、石原は初の”濡れ場”にも挑戦。少女時代から石原に注目し、直々に指名したという荒戸源次郎監督も「さなぎから綺麗な蝶々になったと思う。女の悪魔性と少女らしさの両方を表現して欲しい」と大いに期待を寄せている。

　09年に放映されたフジ月9ドラマ『ヴォイス～命なき者の声～』で共演経験もある生田と石原。ドラマ終了後も、ふたりで食事に出かけるなど、仲の良い友人関係を築いているだけに息もバッチリ。どんな夫婦関係を見せてくれるのか、今から楽しみだ。

　寺島しのぶ、伊勢谷友介、三田佳子、室井滋などベテラン勢が脇を固め、先輩・森田剛が、原作には登場しない中原中也役として登場するなど、公開前から何かと話題のこの映画。雑誌などでも様々な特集記事が予定されているほか、生田自身も、17日より放送しているロッテガム「ACUO」で1年ぶりのCM出演を果たしており、今後かなり露出が増えそうだ。

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