[連載] イケメン図鑑

テニミュから戦隊モノまで幅広くこなす、美麗系イケメン・齋藤ヤスカくん

2009/07/14 17:00
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「美しいって罪」。そんな言葉をヤスカさんに捧げます~♪

 あれこれ目移りしてしまうほど、世の中にあふれるイケメンたち。その中でも、特にサイゾーウーマン一押しのイケメンたちをファイリング♪ もう、インタビューで見せてくれるそのスマイルにメロメロになっちゃう~!!

 7 月18日から舞台『TEACHERS~職員室より愛を込めて~』に出演予定の齋藤ヤスカさん。『轟轟戦隊ボウケンジャー』(テレビ朝日系)のボウケンブラック役で注目を集め、ミュージカル『テニスの王子様』の平古場凜役をはじめ、各方面で大活躍! 舞台では美麗な女性役も披露するなど、独特のオーラをまとった美しさに、思わず溜め息が出ちゃう~♪ その反面、スポーツ万能で硬派なところも!? はたして、その素顔は……。

――今回が「イケメン図鑑」第二回なんですが、実は第一回にご登場いただいた徳山秀典さんとヤスカさんは映画『愛の言霊』で、なんとっ、カップル役を演じられているんですよね!?

ヤスカ おおーっ、徳ちゃんですか!? んー、彼もね、ミステリアスで読めない人ですよね (笑) 。ちょこちょこスカイシアター(東京ドームシティ)にゴーオンジャーショーを見に行って、話したりしてましたよ。戦隊でいうと俺のボウケンジャーの方が先でしたけど、お芝居は彼のほうがずっと先輩で……。俺はあの映画はパート2があってもおもしろいよなぁと思ってるんだけど、徳ちゃん的にはどうなのかな(笑) 。

――夢の顔合わせ、ぜひぜひ再び~! ヤスカさんは舞台『マグダラなマリア』でも女性の役をキュートに演じていらっしゃいましたけど、どんな役でも抵抗ナシ?

ヤスカ 全然ないです。ただ、演じている時期は役の理解を深めようとするあまり、現実世界で錯覚しそうになるのが怖いですね(笑) 。女の子を演じるときは、自分のやる女の子に理想の女の子像を重ねて作り上げるので、「こんな子がいたら、俺、口説くわ」って思います(笑) 。

――ほんっと、元がこれだけ美形だから、女性役もめちゃくちゃきれいですもんね~。ところで、ヤスカさんの好きな女の子のタイプって?

ヤスカ 完璧な人です! 俺、すごく厳しいです。だから、なかなか出会えないんですけど(笑)。それが、こないだね、電車の中で理想的な女の子を見かけたんですよ。偶然、下車駅が同じだったので、これはもしや縁があるかなと思ってたんですが、改札でピンポーン! Suicaが残高不足だったんです。やっぱり縁がなかったのかと思いながらSuicaにチャージしましたけどね。いつもより金額多めに(笑)。

――わ~、そんなオチとは! もったいないっていうか、ホッとしたっていうか(笑) 。さてさて、ヤスカさんは現在、舞台『TEACHERS~職員室より愛を込めて~』のお稽古の真っ最中。昼休みの職員室を舞台に、生徒から自殺予告メールが入ったことで始まるブラックコメディってことだけど、ヤスカさんの役どころは?

ヤスカ 20代後半から30代前半ぐらいの、その中学校に赴任して5 年目ぐらいの社会科教師役です。教師の仕事に情熱は持っているけど、どこか一歩引いて見てる感じのキャラクター。お芝居のなかでは、明るい、ムードメーカーのポジションですね。

――楽しみ~♪ どんな感じの舞台になりそう?

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ヤスカ コメディだけど、「今日は笑ったー!」で終わっちゃうんじゃなくて、最後はちょっとシリアスに、ウルッとくるところが用意されているんですよ。「こんな学校、いいなぁ」と思うような。作・演出の吉村ゆうさんが実際に中学校の先生たちに話を聞いて書かれたホン(脚本)なので、出演者たちも登場人物の人間性とバックボーンをしっかり考えて取り組んでいます。

――主演のモト冬樹さん、夏樹陽子さん、宮内洋さん、樹里咲穂さん、星奈優里さん、曽世海司さん……。大先輩に囲まれて、楽しい舞台になりそうね?

ヤスカ アドリブがすごいんじゃないかな。コメディなので、モトさんがいつどのタイミングで何をしでかすか(笑) 。ちょっと怖いですけど、楽しみでもありますね。皆さん、こんなことやろうかあんなことやろうかと考えていらっしゃるので、自分もどんどん出していきたいし、振ってもらえるのもうれしい。退屈しない現場ですね。

――今回、初の教師役になるわけだけど、ヤスカさん自身の学校にまつわる思い出って?

ヤスカ いい先生に恵まれてたと思いますね。俺、高校はテニスの推薦で入ったんです。でも、公立高校だったので、私立中学のときよりテニスの練習時間が減ってしまった。結局、こっちの仕事が忙しくなってテニスを辞めたんですが、そのとき担任の先生が「モデルや俳優業を本当にやりたいと思うんだったらそれでいい」って言ってくれたんです。俺も「高校にいる間に戦隊かライダーかウルトラマンをやる! もしやれなかったら、美容の道に進む」って決意しました。で、在学中に戦隊出演が決まって、出席日数が少し心配でしでしたが、無事卒業できました(笑)。

――ええ話や~。でもでも、在学中にボウケンジャーが決まったのはヤスカさんの実力だし、運の強さよね! テニスは今でもやっているそうだけど、道理で『テニスの王子様』のポーズもキマってたはずよね~。

ヤスカ 俺が舞台をやるきっかけになったのは『テニスの王子様』なんです。この作品でファンになってくれた方たちも多いので、ひとことで言ったら「『テニス~』ってすごいよな」って感じですね。だって、『テニス~』の公演でアリーナが埋まっちゃうんですよ。どんだけすごいんだって(笑) 。

――戦隊とテニミュ、両方の経験をしてるのってイケメン俳優としては最強じゃない?

ヤスカ そういうブランドっぽさは持ってると思いますけど、それにすがってたら先はないですからね。最近、舞台が続いているので、そろそろ別のところでもやってみたいなって思っているところです。
(インタビュー・文=萩原まみ)

齋藤ヤスカ(さいとう・やすか)

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1987年6 月29日、神奈川県生まれ。身長173cm 。B83、W62、H88、S26.5、血液型B 型。主な出演作は、ドラマ『轟轟戦隊ボウケンジャー』(テレビ朝日系)、舞台『ミュージカル・テニスの王子様』比嘉feat. 立海/氷帝feat. 比嘉、『マグダラなマリア』、映画『テニスの王子様』『ミラーマンREFLEX』『愛の言霊』『SS-エスエス』ほか多数。写真集『ヤスカ族Style ~二十歳の軌跡~』『appearance』。ジュネス企画所属。
齋藤ヤスカ公式ホームページ
TEACHERS』ホームページ

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最終更新:2010/01/17 02:59
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