[TVツッコミ道場]

川島なお美のバブリー披露宴で、只野係長が正直すぎるコメントを!!

2009/06/29 19:00
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無邪気で邪悪な克典スマイル

 今回ツッコませていただくのは、川島なお美のド派手な披露宴の様子がダダ流された6月24日放送の各局情報バラエティー&ワイドショー。

 特徴的だったのは、各局で司会者やタレントたちが述べた祝福コメントが、「ステキでした(笑)」と「(笑)」付きだったり、「48歳にしては、本当に綺麗な」「ただ、お料理は本当に美味しくて」「でも、お料理は~」など、「~にしては」「でも」「ただ」と基本的にネガティブな観点から語られていたこと。

 そんな風潮のなかでも、一番邪悪だったのは、小倉智昭でも加藤浩次でなく、意外にも俳優の高橋克典だった。

 出席者の一人・高橋克典は、披露宴を生中継した日本テレビのインタビューに対し、笑顔でこんな辛辣なコメントをしていた。

「本っ当に完璧な笑顔で」「完璧な角度で、完璧なカメラ目線で、完璧な笑顔で」

 「完璧」と繰り返し、褒めているにもかかわらず、発言の真意は明らかに別のところにありそうなモノ言い。

 この後の午前11時から、彼は今度は他局・TBSの『ひるおび!』に出演。「披露宴に出席してきました」とめいっぱい爽やかな笑顔で登場したか思いきや、

「……す・ご・かったです」

 と意味ありげな”溜め”をしてみせた。

 話題は早速、引き出物のことになり、「克典さんが現物を入手してくれました」とふられると、大きな袋を持ってわざとヨロヨロ。

 確かに、シンプルかつコンパクトな引き出物が主流の現代において、自著や自分のCDまで入れ、これでもかこれでもかと「盛った」ボリューム満点の引き出物は、よろめく重さではあるだろう。

 だが、1つ1つの紹介になり、「ステキなお水らしいです」「容れ物が素敵らしいです」「(本は)こういうつくりらしいです」という語り口は、あくまで引いた目線の伝聞調。

 唯一自分の言葉として本音が出たのは「前菜は撮影前にうっかり食べてしまいました。めちゃくちゃ美味しい! ほんっとに美味しい!」という言葉程度である。

 高橋克典というと、『特命係長只野仁』(テレビ朝日系)のセクシーイメージや、『サラリーマン金太郎』(TBS系)の熱いイメージが強いが、準レギュラーに近いポジションになっている『ぷっすま』(テレビ朝日系)では、毎度、草なぎやユースケと意気投合。たびたび邪悪で、変態的な素顔を無防備にさらしている。

 しかも、あるドッキリ番組で、かつて「ヘアメイクさんの鼻毛が見えている」というドッキリを仕掛けられた際には、何度も何度もニヤニヤ楽しそうに思い出し笑いをする姿が話題になっていた。

 つまり、この人は「笑い」にも「自分」にも正直な人のよう。そんな彼が、犬やら何やらがのった新郎・鎧塚氏お手製のウェディングケーキを見て、そして披露宴の感想を統括して語ったのがこんな一言。

「えー、まぁ……好き嫌いはいろいろあると思いますけど、これは奥さんのためのものなので……けっこう良かったです」

 正直すぎるぞ、只野係長!!
(田幸和歌子)

『特命係長只野仁 シーズン4』DVD-BOX

なお美も出演したことがあるのよ♪

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最終更新:2010/01/28 22:58
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