【messy】

ながーくセックスを楽しむために…足腰に負担が少なく、疲れ知らずの体位はコレ!

2016/09/21 20:00

雨の日が多くなりましたね。傘の置き忘れにはご注意を。こんにちは、大根 蘭です。

 最近、女友達Mちゃんがギックリ腰になりました。それでも性欲満タンのMちゃんはセックスがしたい。でも、腰の痛みを悪化させたくない。という要望を叶えるべく、セックスで負担をかけないポジション(体位)探ってみました。

◎快感スポット「ポルチオ」に届くスタイル

 女性が仰向けに寝て、足を広げて膝を曲げる「正常位」が一番、Mちゃんの腰に負担が少ないように感じますが、興奮とともに、自分自身で足を上げてしまったり、腰も動いちゃう。それに加えて興奮した彼に足を持ち上げられたり、肩に引っかけられた日には……冷静に考えると、痛めた腰には相当な負担です。ネットには、腰痛持ちに負担の少ない体位について理論的に調査をしているページもあり、頭が下がります。それらも参考にさせていただきながら、「気持ちいい」を前提に考えていきたいと思います。

 腰に負担をかけない体位ナンバーワンは、「四つん這い」スタイルではないでしょうか。つまり「バック」。手をつくパターンと肘を曲げるパターンがありますが、腰の負担で比較してもさほど変わりはないようですが、気持ちよさを考えた結果“肘を曲げてお尻突き出しスタイル”が、女性にとって腰の負担が少なく、かつ快感を得やすい体位のようです。四つん這いになることで、膣の締まりもアップ。さらにお尻を突き出すことで、ティンコが奥の性感帯「ポルチオ」に届きやすくなる。負担のない体位でいて、最高の性感帯に届くとは……素晴らしいですね。四十八手で言うところの「つぶし駒掛け」という体位だそうです。渋い命名。

ただ、「奥まで突かれると痛い」「ポルチオ刺激はちょっと……」という女性にはおすすめしません。

◎男も女もラクチン快感スタイルは“鴨の首”

 女性だけでなく、男女ともにラクチンな体位はないのでしょうか。……あります。横になった女性の背後から、同じく横向きになった男性が、女性の片脚を持ち上げて挿入する「横バック」スタイルです。ちなみに、四十八手では「鴨の入首 (かものいりくび)」という体位になり、ティンコを鴨の首に見立てて名付けられたそうな……四十八手の名付けには、センスを感じます。今後、河原で鴨を見かけた際にはまず、この体位が頭をよぎってしまいそうです。

 この体位は、お互いに横向きに寝ているため、無理な力を入れることもなくリラックスした状態のため体力の消耗が少なく、ながーく楽しめる上に、女性の膣内にあるGスポットが刺激されやすく快感を得やすいんだとか。黄金体位!私も、2人ともに平行になったペッタリ密着の「横バック」好きです。

◎シチュエーションによっては、危険も隣り合わせ

 反対に、セックスの最中は興奮状態で忘れがちですが、キツイ体勢&気を付けた方がいい体位もありますね。友人Mちゃんも私も身長が低めです。160cmに満たない身長なので、170㎝の男性とする場合でも10㎝以上の身長差。たかが10cmと侮るなかれ、セックスの際にはなかなか大変な距離感となります。“セックスの時の身長差あるある”だと思いますが、ズバリ!「69(シックスナイン)」と「立ちバック」

 「69」はお互いの協力で何とかなることが多いですが、男性意見としては、「69」は身長だけでなく大変な思いをすることが多い体位のようです。「69の時、彼女の腰が快感とともに少しずつ逃げていく……。舌で必死に追いかけるけど、舌の長さにも限界があるし、終わったら舌の付け根が痛い」という意見も。女としては、気持ちよすぎて無意識に逃げてしまっている気持ちはわかりますが。

 そして、「立ちバック」。これは、身長差がある場合、男性も女性も、意外にツライ体勢になります。彼の身長が高ければ、彼は膝を軽く曲げたままずっと立ち続け、腰を振る。女性は彼の位置に合わせようとするので、かかとを上げ気味になり、手のひら全体を土台に置くことが難しくなるので、指先プルプル。お互いキツイです……。

 これは私の場合ですが……ソファでセックスをした翌日は毎回、どこかしらに痛みが生じます(日頃の運動不足の件は置いといてください)。そして彼も腰が痛いだ、脚の付け根が痛いだと訴えるのは、決まってソファセックスの翌朝。男性は特に「ソファでセックス」いうシチュエーションに興奮を覚えるようですが、イギリスの調査でソファセックスは1番危険(負傷者が多い)と報告されたことがあるそうです。その報告によると、成人の3人に1人が、ソファセックスの最中や後に何らかの痛みや体への負担、違和感を感じた経験があり、それが原因の怪我で仕事を休むはめになった人もいれば、なんとセックス中に骨折した人もいるとか。どんだけ!! 骨折まではせずとも、捻挫、突き指、筋をおかしくしてしまった、アザやたんこぶが出来た……など、かなりみなさん負傷している様子。ソファという限られた狭い範囲での体位ですから、そりゃ知らぬうちに無理した体勢になっているはず。お気を付けください。

 最後に、私が好きな体位は、「揚羽(あげは)」、「鴨の入り首」、「敷き小股」でございます。あ、ごめんなさい、四十八手の名に魅了されてしまいました。言い直します。「正常位(抱き合っているパターン)」、「横バック」、「寝バック」です。密着系が好きなんでしょうね。とにもかくにも、くれぐれも腰痛をはじめ、カラダを痛めている時は無理はなさらずに。

(大根 蘭)

最終更新:2016/09/23 19:50
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