[ジャニーズ最新言行録]

元NEWS・内博貴、ファンに11年越しの“懺悔”! 飲酒事件の謹慎生活をいま振り返る

2016/06/28 08:00
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内もNEWSもそれぞれいい形になってよかったよ~

 かつて関ジャニ∞とNEWSを兼任していたジャニーズの内博貴。18歳だった2005年には“飲酒事件”により芸能活動を自粛する事態となり、現在は舞台を中心に俳優として活動しているが、30歳の節目を前に、当時の心境や“謹慎生活”について赤裸々に語った。

 02年12月、テレビ番組『J3KANSAI』(関西テレビほか、BSフジ)内で関ジャニ∞のメンバーに選ばれた内は、翌年9月に結成されたNEWSにも所属。しかし、NEWSとしてスペシャルサポーターを務めていた『女子バレーボールワールドグランプリ2005』の試合後、宮城県・仙台市で関係者との打ち上げに参加した際、当時未成年ながら飲酒。警察に補導されるという事件を引き起こし、そのまま活動を自粛。無期限謹慎処分となった。

 その後、06年末に研修生として活動再開するも、関ジャニ∞とNEWSに戻ることはなく、11年8月にはジャニーズJr.内のバンドユニット「Question?」とツアーを回り、「オレはもう後ろを振り返りたくない」と古巣のグループに決別宣言をしていた。近年は、『音楽劇 ザ・オダサク』や『ペール・ギュント』など舞台を中心に活動し、7月2~10日まで東京・サンシャイン劇場で上演される『グレイト・ギャツビー』でも主演を務める。

 そんな内が、6月26日に放送されたラジオ番組『マイ プレイリスト Love for Japan~kizashi~』(ニッポン放送)に出演。同番組は週替わりのパーソナリティが各自のテーマを元に選曲するもので、今年9月10日に30歳の誕生日を迎える内は、「内博貴の20代を振り返る曲」をテーマに設定した。

 番組冒頭から「20代の頃にいろんなことがありました」と切り出し、1曲目はNEWSの「チェリッシュ」をセレクト。これまで、飲酒騒動の時の話はあまり公にしてこなかったが、

「まずはその……。あの頃のメンバーには、本当に深く反省しておりますし、『本当にごめんなさい』という気持ちは、みんなには伝えられたんですけれども。今こうやって聞いてくださっているファンの皆様は、そういう僕の言葉を聞いたことがなかったと思いますので、『本当にすみませんでした』という気持ちを込めて、この曲を選ばせていただきました」

と、選曲理由を説明。内はNEWSのメンバーとして、05年7月13日に発売されたシングル「TEPPEN」まで参加していたが、本人の中では同年3月発売の「チェリッシュ」が「僕の中で思い出深い最後の曲」だという。また、当時は大阪で関ジャニ∞を結成したにもかかわらず、急にNEWSのメンバーとして東京を拠点に仕事をすることになり、「自分の気持ちがグチャグチャになった」と告白した。

 続けて2曲目にはMr.Childrenの「抱きしめたい」を選曲。「僕がちょっと不祥事の方を起こしちゃいまして。謹慎というものを受けまして、自宅の方で反省生活といいますか、そういうのを送らせていただいた時期がありまして」と“謹慎生活”に触れ、今まで忙しかった分、急に時間ができたため、「心に穴がバーンと開いたような時期」だったと回顧した。

 また当時はメンバーやファンに迷惑をかけたという事実が重くのしかかっていたようで、その“償い”のような思いから、「この事務所やめよう」「この世界から、もう足を洗おう」と決意するに至ったことも明かした。

「事務所の社長のジャニー(喜多川)社長に、直々電話しまして。『今、こういうふうに過ごしてるんだ』ということを説明して。で、最後に『ちょっとケジメじゃないんですけど、本当にすいませんでした。僕、この事務所辞めさせていただきます』っていう言葉を言うと、なんかジャニーさんが、『何を言ってるんだ』と。『Youには、辛抱する力はないのか』って言われて。『待て』って言われたんですね」

 内としては「辞めなさい」と言われることを予想していたそうで、ジャニー社長の言葉は「意外」に感じたという。「もう少し待とうっていう、その忍耐強さっていうものをそこで得たこともあって。本当ジャニーさんにもすごく感謝してます」と、ジャニー社長へ感謝を述べた。また、謹慎中は落語家・桂ざこばに可愛がってもらい、「支えてもらった」ことも振り返っていた。

 今月26日には、内をはじめ個人で活動する生田斗真・風間俊介・屋良朝幸・長谷川純の情報メール配信サービスのスタートが明らかに。事件から11年がたち、思いもしない形で独り立ちした内だが、今では生田や風間らと並び、1人の俳優として活動も軌道に乗っているようだ。ファンだけでなく関ジャニ∞やNEWSメンバーも、今後の彼の飛躍を願っていることだろう。

最終更新:2016/06/28 08:00
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