[女性誌速攻レビュー]「AneCan」7月号

「AneCan」結婚式特集で、藤原紀香“さま”表記! 梨園の妻と同時に天上人入り果たす

2016/06/29 17:00
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「AneCan」(小学館)7月号

 「AneCan」(小学館)7月号、蛯原友里さん、押切もえさんと肩を並べた3大モデルの高垣麗子さんが卒業です。16ページにもわたる卒業特集は、大きく6つのパートに分かれており、麗子さんの語り、撮りおろしの写真、記憶に残っている特集のプレイバックなど盛りだくさんな内容です。連載でも、食について話したり、愛犬が登場したりと、プライベートが見えることの多かった麗子さん。餞の言葉は「AneCan」モデルズからのメッセージだけだった蛯原さんとは異なり、元「AneCan」編集長や「CanCan」編集長など、たくさんの人からありましたよ~。蛯原さんとのあまりの違いにビックリです。これって、読者ウケ=蛯原さん、スタッフウケ=高垣さんということでしょうか? だとしたら、キチンと棲み分けができていたんだなと卒業特集をきっかけにわかりました。ま、そうなると筆者一押しの押切さんの立ち位置がイマイチわからないのだけれども……。いずれ訪れる卒業スペシャルでわかることでしょう!
 
<トピックス>
◎高垣麗子、卒業。~9年4か月の軌跡とともに~
◎週末カジュアルデートなら、“プチバック”が主流です!
◎別冊付録 AneCan Wedding Book

■え、藤原紀香“さま”!?
 別冊付録「AneCan Wedding Book ~最高の一日を迎えるために~」を見てみましょう。専属モデルの葛岡碧さん、大石参月さんも自らの結婚式の様子をレポートしているあたり、「AneCan」伝統、“私生活の切り売り”がかいま見えます。今年1月に結婚式をあげた葛岡さんは、ゲストは親族のみの30人、皆でお食事を楽しむためにお色直しなしという、アットホームな式を仙台でしたとのこと。意外と庶民派で好感度が上がりました。その一方、昨年結婚式をあげた大石さんは、ゲスト40人を招いてハワイでの挙式とパーティ。その後、地元浜松でゲスト120名を招き披露宴、フラッシュモブという、「やりたいことを全部詰め込んだ」という、なんともゴージャスなウエディンだったよう。この「やりたいことを全部詰めこんだ」結婚式は、2ページなんて誌面に納まりきらなかったようで、続きはこちらで……とばかりに、自身のスタイルBOOKの宣伝に持ち込んでましたよ! 

 モデルの後には、読者の結婚式を紹介。親族だけのイタリアウェデイングや、大人気の披露宴会場を1年前から予約した話しなど、こちらもアットホームからゴージャスなものまで並びます。いずれにしても、花嫁が「こだわり抜いた」という一点は共通していますね。付録の最後は「“よかった結婚式”はココが違う!」という、小ネタ集で終了。

 しかしこの別冊付録、よく読み込まなくてはいけないのは、そんな人様の結婚式の様子ではございません! 36ページをご覧ください。セレブの結婚指輪を紹介する企画に「2016年最高の美男美女ビックカップルDAIGO×北川景子」としてお二人の写真が目立つところにあり、その下方にとても小さなカットですが、いまをときめく藤原紀香の姿があるではないですか~! 結婚会見で指輪を見せながら微笑むラブリン&紀香の写真には、「藤原紀香さまもオーダーだったそう!」との文字が……! DAIGO&北川景子は敬称略でしたが、こちらはなんと「さま」付け~!! 

『AneCan(アネキャン) 2016年 07 月号 [雑誌]』
紀香が「さま」なら美智子さまの敬称は!?
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