石川敏男の芸能デスクレポート

ヘルニアの船越英一郎に馬乗り&家政婦虐待報道も!? 松居一代、“暴走”結婚生活15年の裏側

2016/01/21 19:00
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『松居一代の開運生活』(アスコム)

 結婚して15年、俳優・船越英一郎(55)とタレント・松居一代(58)夫妻の離婚が決定的になったと報じられた。船越の父で俳優の船越英二さん(享年84)の大反対を押し切り、2人が結婚したのは2001年。松居に前夫との間に生まれた長男がいたことから、結婚に反対したといわれ、2人の披露宴に船越の両親は出席せずだった。それでも、2人は幸せの船出を切ったはずだったのだが――。

 船越と松居の間に不協和音が流れだしたのは04年。船越が、腰のヘルニアで東京・竹ノ塚の病院に入院したのだが、その病室で夫婦喧嘩が繰り広げられたという。それは、松居がヘルニアで動けない船越に馬乗りになるという壮絶なもので、ナースが駆けつけ事なきを得たが、それ以来、夫婦間、また夫婦を巻き込むトラブルが増えていったようだ。

 まず、松居に関しては、外国人家政婦を虐待したと報道されたり、スタイリストとの金銭トラブルが勃発。船越は、ご両親の逝去、妹の自殺、そして松居の振る舞いがストレスになったのか、顔面まひを患ったこともある。夫婦間のトラブルといえば、京都撮影所で長期ロケを行っていた船越の宿舎ホテルに、松居から「出て行け」と言わんばかりに、船越の荷物が詰まった大量のダンボールが送りつけられた事件が有名だ。神奈川・湯河原の船越の実家にもダンボールは届いたという。これは松居が、マルチタレント・O (39)と船越との仲を疑ったことが原因だというが、まったくの誤解だったそうだ。この夫婦のトラブルについては、とてもじゃないが、ここに書ききれないほど情報がある。全て、船越を心配した人から寄せられた情報だ。

 そんな2人は、11年4月に別居を決める。船越が引っ越した先は、自宅が見下ろせるマンションの一室、自らの衣裳部屋と伝えられている場所だ。それからも、夫妻のトラブルは続いたが、船越には「結婚したら一生添い遂げる」という強いポリシーがあったため、離婚にはならなかったという。

 船越の気持ちが大きく変わったのは、昨年の10月。松居は、新著の出版会見を開いた。その数日前、松居は船越も含めた周囲に、9月に亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)との仲を「マスコミに聞かれるはず。ネットに載っているから、答えないわけにはいかない。しょうがない」などと話していたという。しかし、スタッフが調べたところ、2人の交流はネットには載っていない情報だったそうだ。

 船越は反対したが、松居は唐突に「結婚しまして3年目でしたか。あることから船越英一郎と川島さまが人生のあるひととき、ともに歩んでいたことを知りました」と語ったのだ。船越は当然、この出来事をなじったが、松居は「本を売るためよ!!」と反発。それでもなお、この発言を責めた船越に、松居はついに「そこまで言うなら離婚しましょう」と切り出したというのだ。この一言が、船越の心を決めることになる。

 船越が、成人している長男に相談したところ、「離婚を受け入れ、離婚しても名前は変えずに、船越家を守る」と話したそうだ。これで船越の気持ちは完全に固まった。しかし、ここからまた問題が生まれた。松居が「離婚しない」と言いだしたのだ。現在、ひとまず一定の冷却期間を置く話になっているというが、船越の意思は離婚に向かっている。

 船越・松居夫妻をずっと見守ってきた船越の知人・友人たちは、「船越さんの、離婚したいという思いは、もう変わることはない。息子さんが、船越さんの味方だからね」と言っていた。あとは離婚届に判を押すだけだ。

 そんな中、再び離婚問題が持ち上がった松居は、自宅近所の神社にマスコミを誘導し、夫婦連名で“鈴緒”を奉納していたことを告白。「(船越から)離婚を言われたことは一度もない。これを見ていただければ一目瞭然」と完全否定したが、関係者は「今年の鈴緒については、船越さんは知らないこと」と証言していた。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

最終更新:2019/05/14 16:28
『松居一代の開運生活』
一代、アンタ開運にあんなに命かけてたのに!!
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