頭髪の秘密以上の大問題!

小倉智昭、上重聡アナを批判できない、過去の『とくダネ!』不正接待&融資トラブル

2015/04/06 08:00
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『とくダネ!』(フジテレビ系)公式サイトより

 番組スポンサーからの1億7,000万円の不正融資疑惑報道を受け、3日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系)で生謝罪を行った上重聡アナウンサー。裏番組の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、謝罪から約1時間半後にこのニュースを取り上げる異例の放送を行った。メインキャスターの小倉智昭は、「裏番組のことなので、あまり言いたくないのですが」と切り出し、上重アナの不正に関する概要を紹介。「額があまりに大きくてビックリしました」と語っていた。

「“マスコミは身内に甘い”と言われることもありますが、同時間帯の他局番組について、しかも同日に言及するというのは異例の事態でしょう」(スポーツ紙記者)

 同放送で小倉は、上重の不正を糾弾し、厳しい姿勢を見せたが、実は上重アナを批判できない黒い過去があるようだ。

「小倉は、『とくダネ!』内で発生した“不正融資”に関与していたそうです。かつて同番組のオープニングは、小倉が1人で5~6分ほど時事ネタをしゃべっていました。政治や事件に関する言及もありましたが、時には『ナゼ?』というタイミングで、縁もゆかりもなさそうなアーティストの応援を行うことも。このトークについて、ある時、重大なコンプライアンス違反が発覚してしまったんです」(芸能プロ幹部)

 宣伝などは一切関係のない、あくまで小倉個人による時事ネタコーナーであったはずだが、実は“ステマ”が行われていたというのだ。

「トークの内容は、小倉と当時のマネジャーが2人だけで話し合い、番組スタッフを介さずに選定されていたんです。ところがこのマネジャーは、付き合いのある芸能プロダクションや広告代理店から、接待や融資とともにネタの売り込みを受けていたんです。いわば“ステマ”ですね。これがフジテレビにバレてしまい、大問題に発展しました」(同)

 この不正発覚に、「小倉は『マネジャーが独断でやったこと』と釈明、すぐさまこのマネジャーをクビにすることで自身の潔白を証明しました。しかし、局側はこの事態を看過することはできないとし、2012年9月に同企画を廃止したんです」(同)という。

 欧米のニュース番組でも取り入れられているという、メインキャスターによる世相スピーチだが、それが不正融資の温床となっていた――。果たして小倉に、上重アナを批判する資格はあるのだろうか。
(須田恭也)

最終更新:2015/04/06 08:00
『週刊文春 2015年 4/9 号 [雑誌]』
偉そうに語ってると思いきや、小金を稼いでただけなんて
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