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「飯島さんかわいそう」の声続出! ジャニーズの女帝・メリー喜多川の評判と“派閥”の行方

2015/01/24 08:00
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タレントを愛する気持ちは飯島さんだって同じだよ、メリーさん

 数年前からファンの間で不安視されている、ジャニーズ事務所の“派閥”や後継者問題。1月22日発売の「週刊文春」(文藝春秋/「週刊文春デジタル」でも閲覧可能)では、メリー喜多川副社長がインタビューに応じており、メリー氏の発言を機にファンが大揺れしている。

 ジャニー喜多川社長の姉で、嵐やTOKIOなどのマネジメントを担当する藤島ジュリー景子副社長の母であるメリー氏。近年、ジャニーズ事務所についてはそのジュリー氏と、SMAPのチーフマネジャーでKis‐My‐Ft2の売り出しにかかっている飯島三智氏の2名が、次期社長“候補”などとささやかれている。今では両者が抱えるグループ・タレントの共演は珍しい上に、どちらかが社長となれば、双方が所属するグループの活動に変化が生じる可能性もあることから、派閥や次期社長問題はファンにとっても関心度の高い話だ。

「メリー氏は、同誌のインタビューで、事務所内の“派閥”を全否定しています。メリー氏の要請で取材現場に駆けつけた飯島氏も、“ジュリー派”“飯島派”の存在や対立関係を認めませんでした。また、メリー氏は次期社長について、ジュリー氏で決定していると明言しているほか、嵐とSMAPが共演しない理由について『SMAPは踊れないじゃないですか』と発言するなど、言いたい放題でした」(芸能ライター)

 1989年の大みそか、近藤真彦と交際していた中森明菜が近藤の自宅で自殺未遂を起こしたことで、2人は謝罪会見を行う事態となったが、明菜には「婚約会見をする」と伝えられていたといい、実際、背後には金屏風がセッティングされていた。この芸能史に残る“奇妙な会見”を仕掛けたのがメリー氏だと伝えられており、また、96年にSMAPを脱退した森且行が、長い間“黙殺”されてきたのも、メリー氏の逆鱗に触れたからだといわれている。そんな“ジャニーズの女帝”が、ここへ来て派閥の有無と次期社長に関して持論を展開し、ジャニーズファンに衝撃が走っている。

「ファンからは、自社タレントのSMAPを『踊れない』と批判していることについて『自分のところのタレント落としてどうするんだ』などと、批判が殺到。キャスティングに関しても『踊れないから共演させないって理由がわからない』『苦し紛れの言い訳』などと、メリー氏の発言は波紋を呼んでいます。キスマイやSexy Zoneのメンバー内格差を主導しているとして、普段は批判の声も多い飯島氏にも『飯島さんかわいそう』との同情コメントが集まりました。メリー氏はおよそ30年ぶりにメディアの取材に答えたそうですが、ファンの中には『別のスキャンダルの差し替えではないか』『薬物関係か』といった疑いの声や『天敵なのになんで取材受けたんだろう』と、驚きの声が上がったほど。また、女性が“ジャニーズ帝国”の社長になることに否定的な人もいるようで、とにかくジャニー社長の長生きを願う声が多く見受けられます」(同)

 今回のインタビューではメリー氏&飯島氏は派閥の存在を否定したものの『2014FNS歌謡祭』(フジテレビ系、12月3日放送)でも、派閥の壁が顕著に表れていた。少年隊やソロ組以外のグループが出演することで“派閥を超えたコラボレーション”と話題になったが、蓋を開けて見れば嵐×KAT-TUNや、SMAP×Kis‐My‐Ft2などと“同派閥内”のコラボで、ファンは落胆。これだけ反論するのならば、今後はジュリー・飯島管轄のタレント同士の共演が増えるよう、セッティングしてほしいものだが……。ジャニーズ事務所がどう変化していくのか、今後の展開を見守っていきたい。

最終更新:2015/01/24 08:00

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『週刊文春 2015年 1/29 号 [雑誌]』
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