常軌を逸するファンサも……

「小学生アイドルにお触り」騒動大炎上! 問われる未成年アイドルの“性”とサービス

2014/09/26 17:30
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Photo by iyoupapa from flickr

 小学生4人組のアイドルユニット・ガールフレンドのイベントで発生した“違反行為”が波紋を呼んでいる。所属事務所がブログで発表した文書によると、メンバー参加のBBQイベントで、ある男性ファンが「メンバーの体に触れる行為」「長時間にわたりメンバーを独占する行為」を、再三の注意を受けていたにもかかわらず何度も繰り返したとして、今後、イベントや物販への出入り禁止を通達したという。

 このニュースはYahoo!JAPANのトップにも掲載され、たちまち騒動に。この男性ファンに対して、「気持ち悪い」「完全に犯罪」という声が大半を占めたが、中には「児童福祉法や淫行条例ギリギリのイベントで商売する、事務所側にも非がある」という意見も出ている。

「近頃では、小学生アイドルの『抱っこ会』なるイベントまで行われており、ネット上でイベント概要や写真が取り上げられる度に、運営側への批判が殺到しています。今回の一件に関しても、所属事務所が『ファンの方、メンバー、親御様、大変申し訳ありませんでした。謹んでお詫び申し上げます』と謝罪していることに対し、『特定のファンだけに罪をなすりつけているが、運営側も明らかにおかしい』と疑問を呈するネットユーザーも少なくありません。また、『新手の風俗かと思った』などという声も出るようなイベントですから、アイドルたちの親に批判を投げかける人もいます」(芸能ライター)

 また近頃では「ファンとの交際推奨」「軽いマクラ営業OK」など、もはやかつてのアイドル業界とはかけ離れたコンセプトのグループが次々と登場しており、その影響が未成年アイドルにも及びつつあるのだという。

「未成年メンバーが所属する、あるアイドルグループは、メンバーの太ももをファンが直に触れたりつかむことができると話題になりました。ミニスカートで観客の上に飛び込み、観客の頭上を踏み歩くパフォーマンスとのことですが、正直、性的なサービスの一種に思えますね。まるでアダルト業界よろしく『これくらいなら大丈夫だろう』という意識が運営側に共通して存在しているためなのか、今後はさらに未成年アイドルによるファンサービスの過激化が予想されます」(同)

 無数に存在するライバルから、いかにしてファンを奪い合うかというアイドルビジネスだが、こうした法律スレスレのサービスに歯止めをかけることはできるのだろうか。

最終更新:2014/09/26 17:42
『「誰にも書けない」アイドル論(小学館新書 213)』
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