ジャニーズ新番組視聴率を検証【2014年春】

Kis-My-Ft2が最低視聴率、山下智久「キス番組」は好調! ジャニーズ若手の番組動向

2014/05/08 11:45
kismy03.jpg
とはいえバラエティでは抜群の安定感!

 今春からそれぞれスタートした、ジャニーズ事務所所属タレントの新番組。前回はSMAP~嵐までの年長組の民放番組についてご紹介したが、後編では山下智久やジャニーズJr.まで、主な若手の番組を見ていこう。

SMAP、嵐ら新番組はこちら

■NEWS・増田の新番組は低迷、山下の「キス」番組はまさかの上昇!

 NEWS・増田貴久が「夢応援リーダー」として出演する、4月18日深夜にスタートした『未来ロケット』(フジテレビ系、金曜午前0時50分~1時20分)は、初回2.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録、2回目は1.5%と下がってしまった。裏ではSMAP・草なぎ剛が出演する『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)が放送されており、2回目の放送では『「ぷっ」すま』5.6%に対し、およそ4倍もの差がついて負けてしまっている。

「増田は大先輩のTOKIO・国分太一がMCを務める『いっぷく!』(TBS系)の月曜レギュラーに抜擢され、曜日企画『いっぷくシンデレラ』を担当していますが、こちらも数字は低迷中。車を運転するシーンなど、これまでなかなか見られなかった一面を披露し、ファンからは好評を得ていますが、番組の視聴率は2%前後ですからね。ファンの楽しみが減らないためにも、増田の出演番組が早々に打ち切りとならなければいいのですが……」(芸能ライター)

 また、かつてNEWSに在籍し、現在はソロで活動している山下智久は、4月20日から『大人のKISS英語』(フジテレビ系、日曜午前0時40分~1時07分)がスタート。初MC番組となった『ジェネレーション天国』(同)は、ゴールデンタイムにもかかわらず一桁後半と数字が伸び悩み、打ち切りとなってしまった山下。深夜からの“出直し”となった『大人のKISS英語』では、山下が流暢な英語を披露しているだけでなく、初対面の外国人女性とキスをするコーナー「英語でKISS!!」など、衝撃的な内容も話題となった。初回視聴率は1.4%だったが、ネット上での評判が功を奏したのか、同27日は2.3%に上昇。5月1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、都内の有名スパ店で性的サービスを要求したという、まさに“エロ”を地で行くスキャンダルが報じられた山下だが(既報)、今回の番組で成功を収め、汚名返上となるか?

■時間繰り上げも下降気味のKis-My-Ft2、Jr.の『ガムシャラ!』は暴走中

 SMAPの“バーター”として、デビュー後は数々のバラエティーに出演しているKis-My-Ft2は、テレビ朝日系での冠番組『キス濱ラーニング』が、曜日変更と時間繰り上げにより移動。4月1日から『キス濱テレビ』(火曜午前0時15分~0時50分)としてスタートし、初回は6.2%と、民放では同時間帯トップの順調なスタートを切った。残念ながら翌週は4.9%に下がり、22日の放送では3.6%で、最低記録を更新。昨秋から放送されていたTBS系での冠番組『Kiss My Fake~キスマイフェイク~』が、半年で終了してしまっただけに、『キス濱』や『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)には踏ん張ってもらいたいものだ。

 一方、テレ朝系では、人気ジャニーズJr.たちが過酷な試練や特訓にガムシャラに挑んでいく『ガムシャラ!』(土曜午前1時45分~2時15分)が4月12日より開始。初回視聴率は1.6%で、翌週は2.0%をゲット。ところが、26日には0.9%と1%割れし、アップダウンの激しい数字をたどっている。同局といえば、かつてゴールデンタイムでJr.がメイン出演する『8時だJ』が放送されていただけに、『ガムシャラ!』もゴールデン進出に向けた奮闘に期待が高まる。

■番外編! KAT-TUN&Hey!Say!JUMP、特別番組の視聴率は?

 KAT-TUNは、特別番組『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』(TBS系、午前0時20分~1時20分)の第2弾が4月18日に放送され、3.8%を記録。今年1月放送の第1弾は2.8%だったが、今回の第2弾は放送時間が早まったこともあり、1%上回った。『KAT-TUNの世界一ダメな夜』(12年8月~12月)は、2回のパイロット版が制作された後でレギュラー化に至ったが、今回の『タメになる旅!』も、レギュラー化は実現するのだろうか?

 そしてHey!Say!JUMPは単発のスペシャル番組とみられる『平成タイムジャンパー』(テレビ朝日系、午後4時~5時25分)が4月26日に放送され、視聴率は8.5%を獲得。同時間帯の民放ではトップの高成績だった。

「前週の同時間はキスマイの『キス濱テレビ 特別編』が放送されていましたが、こちらの数字は6.8%でした。デビューは先であるものの、今やテレビ露出でキスマイに差をつけられてしまったJUMPにとって、今回の8.5%という数字は、レギュラー化に向けた大きな一歩となるのでは」(同)

 今回は民放の情報番組&バラエティー番組をさらったが、今春から始まったジャニーズ関連番組の視聴率を見てみると、やはり視聴率低迷が目立つのは国分と増田が出演する『いっぷく!』だろう。果たして同番組がどれだけ盛り返せるのか、これからの数字の行方が楽しみだ。

最終更新:2014/05/08 11:45

タレント112人の最新動向、CM契約社数、退所者一覧など随時更新

『山下智久・ルート66~たった一人のアメリカ~ ディレクターズカットエディション [DVD]』
よっ山P! キャラ作りに熱心だね!
アクセスランキング