[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

妻くらたまが実家へ! 会社員のオレと4歳の娘で5日間を乗り切れるか?

2013/12/23 19:00
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(C)倉田真由美

 妻くらたまが息子まーに会うために、福岡の実家に帰ることになりました。しかも5日間も! 娘ココは幼稚園で12月中に開催されるお遊戯会の練習が連日あるため、休まさせられません。なので妻1人で帰ることに。というわけでオレとココの2人で5日間過ごすとになりました。今までも、1日だけ妻がいないことは何回かありました。あまり大変だったという記憶がないから、なんとかなってたんだろうなぁ。でも今回は5日間! 大丈夫か、オレ! というかココ!

 平日は朝から夕方5時までは幼稚園なので、問題はないはず。会社には事情を話して夕方4時上がりにしてもらいました。つらいのは、夜寝る前にココが「ママは? ママがいい! ママー!」と泣くこと。ママ、ママ言われてもなあ。かわいそうだけど、どうしようもないんだよ……。

 初日、早速幼稚園にココを迎えに。顔見知りのママさん2人に、「ちょっと聞いてくださいよ! 今日から5日間、娘と2人きりなんですよ!」と愚痴ると、「えー、すごいですね! うちのダンナはできないなあ」となんとなく感心してくれました。幼稚園の担任の先生からも「大変ですね」と励まされます。やっぱり4歳になりたての子どもと父親が2人きりで過ごすことは、あまりないことなのだろう。オレの妹2人も電話で「大丈夫? みんな心配してるよ!」と連絡してきました。ここまで心配されると、「オレもココと2人で乗り切ってやる!」と気合が入ります。

 問題はココなんですが、幼稚園に迎えに来たオレを見て、いつもの通り超ハイテンションで喜んでます。いつもくらたまが迎えにいっているので、「ママは?」と聞いてきますが、すかさず「今日は仕事だって」と伝えると、「そっか!」で終わり。ココに「一度うちに帰ってから、ごはん食べに行こっか」と言うと、「いいよ!」。オレは料理が苦手で、ご飯を炊くことと目玉焼きを作ることしかできません。ココと2人の時は基本外食です。この日は近所の子どもOKの店で焼き魚定食を食べました。

 夕食の後に、TSUTAYAで『プリキュア』のDVDをレンタルして帰宅。妻がいても夜はだいたい『プリキュア』を見てます。ココがDVDを見てる間はオレも本が読めるから助かりますね。夜8時に風呂に入れ、9時には歯磨きしてそのままベッドに入る。寝かしつけの時に「ママ~」と泣くかと身構えてましたが、意外にも30分くらい絵本を読んであげてたら寝てしまった。ちなみにココが寝そうなタイミングで妻から電話があり、ココに「ママだよ。電話に出れば?」と言っても「もういい!」と電話に出なかった。逆に妻が「電話に出ないってどういうこと?」とショックを受けてましたね。

 翌日の朝、ココは毎朝だいたい8時半頃に起きるのですが、この日は8時に「父ちゃん! 起きて!」とオレを起こした。で、「ママいないねえ。どこ行ったの?」と聞くので、「もう仕事に行っちゃったんだよ」と言うと、「そっか!」で終わり! ママがいなくて寂しくないんだろうか? もしかしてオレに気を遣って、言わないのかも知れない。どちらにせよ、健気な子だよ! 我が子ながら、一切グズらずに、ホントに偉いと思います。2日目の朝も朝食にコーンフレークを食べて幼稚園に送って行きました。2日目、3日目は特になにもなく無事に終了。

 週末の土曜日は、ココも4歳になったことだし、映画館に連れて行くかと思い、横浜まで『映画ドキドキ!プリキュア』を見に行ってきました。ついにココも映画館デビュー! ちゃんとおとなしく座って見られるのか、かなり心配だったけど、意外にも真剣にスクリーンを見てました。周りの子どもたちはトイレに行ってましたが、ココは一度もトイレに行かず! それでも終盤に、ココがオレの耳元で「とうちゃん、もう明るいとこがいい」と言い出した。飽きたんだな。それか暗いところが怖かったのかな。それでも「もうちょっと終わるから待って。ほら、周りの子たちもおとなしく見てるでしょ?」と言い聞かせます。

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昔は、くらたまさん不在時、一睡もせずにココちゃんをあやしてましたよ!
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