【ヤリマン肯定主義】特別編 アルテイシア×菊池美佳子対談(後編)

「いい汗かいたぜ!」と労い合う、最高のセックスに必要な「貴様と俺」の男女関係

2013/03/25 21:00
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『エロ戦記』/スタンダードマガジン

(前編はコチラ)

――前編では、最低チンポの定義について、また菊池さんのチンポ運がいい意外な理由も判明しましたが、後編では、最高のセックスをするためにはどうしたらいいか、お聞かせください。

アルテイシア(以下、アル) コンドームを着けたがらないという最低チンポに対して、「諭す」という話をしましたが、私は最高のセックスをするためには、女がちゃんと男に教えるべきだと思うんです。そしてやはり「授業は楽しく!」というのも大切だと。

菊池 堅苦しい指摘は男性を萎えさせちゃいますからね。

アル 包茎チンポを洗わない男性に対しても、断れずにフェラチオしちゃう女性が多いですけど、「シャワー浴びようよ!」って言えば済むことなんです。手マンが痛い男性や潮吹きに固執する男性に対しても、前戯やピロートークのイチャイチャ中にさりげなく「こうしてほしいな」とリクエストすれば、本人のやる気を引き出せますよ。

菊池 やる気スイッチを押せばいいんですね。なんでもかんでも男性主体で任せちゃうんじゃなく、女性が能動的になることも大切! でも、コンドームをつけないとか、チンポが臭いとか、手マンがヘタという最低チンポは、「楽しい授業で諭す」こともできそうですが、アルテイシアさんは著書で、セックスでイクことを重要視されていると書かれてますよね? 「女をイカセられない」チンポを諭すのは、難しいような気も……。

アル いや! そこは、男性にイカされるのを待っちゃダメだと思うんですよ。そもそも、男性にイカされるってことはないと思った方がいい(笑)。

菊池 あぁ、確かに著書でも「もっと声出した方がいいかなとかエロい表情作ろうとか三段腹になっているのを気にするとか、雑念がオーガズムを妨げている」と書かれてらっしゃいましたね。それらの雑念を捨て、穴に意識を集中させることでイケた、と。

アル 本当に集中している時って、喘ぎ声なんて大して出ないものですからね。

菊池 あのぅ~、今さら言いづらいんですけど、私はセックスでイカなくてもいいんですよ。チンポがマンコに擦れているだけで充分気持ちいいから、イカなくていいんです。今までのセックスでも、イッたことあるのって、せいぜい2回くらいですよ(笑)。

アル ええっ? 私、2013年に入って一番ビックリしたんですけど(笑)。

菊池 オーガズムに固執していない私にとっては、「イッた?」「何回イケた?」ってしつこく聞いてくる男性が最低チンポなんです。

アル そうやって聞くのは、菊池さんが本当にイッてないからですね。女がイクと、男性も中の感覚でわかるみたいですよ。私は、やっぱりイカないと残尿感があるなぁ。それに、女性が本当にイッた方が、男性も悦ぶと思うんですよね。終わった後も、2人で「いい汗かいたぜ!」と言い合うような、「貴様と俺」のような関係が心地良いですし。

菊池 「貴様と俺」感は、私はセックス後のビール飲んでいる時に感じますね。「2012年ヤリマン活動を総括」の回にも書いたんですけど、ノンアルコールでセックスして、その後飲み屋で乾杯ってコースが好きなので。男性と同志のような関係性を築くというのも、最高のセックスに必要かもしれませんね。

――同性の友人との情報交換も最高のセックスのためには重要でしょうか? 

アル 私は広告会社に勤めていた経験があるんですけど……。

菊池 広告会社って、花形職種というか、派手なイメージが強いせいか、ヤリチンやヤリマンが多そうだなぁ……。

アル そうなんですよ! 社内に兄弟姉妹が多かったので(笑)、おのずと兄弟トーク・姉妹トークになりますね。面白いのは、兄弟トークの場合は「俺が先にヤッた」系の自慢トークが多いみたいですけど、女性同士だと「暴露して共感」って流れになるんです。

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