奥さんが怖いって話よ~

ビル・ゲイツ、オリンピック観戦中に撮られた「アップル」ネタ動画が話題に!

2012/07/30 21:00
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世界一お茶目な経営者も老けてショック~

 ロンドンオリンピックが、27日開幕した。自国の選手を応援しようと、世界から多くの著名人たちが観戦に訪れており、あのビル・ゲイツも夫人と共にオリンピックを楽しむ様子がパパラッチされている。そのビルと夫人の、ちょっとした面白ハプニングが動画で公開され、話題を集めている。

 オーケストラの一員として登場したミスター・ビーンの大爆笑コントや、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグにエスコートされ、ヘリからパラシュートで飛び降りるエリザベス女王という演出、最終聖火ランナーとして登場すると期待されていたベッカムが聖火をのせたスピードボートで颯爽とテムズ川を駆け抜けるだけの役で登場するなど、予想以上にサプライズたっぷりのオープニング・セレモニーとなったロンドン五輪。

 開会式には、イギリス王室はもちろん、世界約100カ国の首脳級要人や世界各国の著名人らが出席。世界屈指のIT企業であるマイクロソフト創業者で、エリザベス女王から名誉騎士の称号を授与されているビル・ゲイツも、妻のメリンダ・ゲイツと共に豪華な式典を楽しんだようだ。

 そのビルが、オモシロ動画を撮られたのは、オリンピックが開催される直前の26日のこと。メリンダらと共に試合会場の外を歩いていたところ、何人かの選手たちから記念撮影を求められたのだが、こともあろうにライバル会社「アップル」の「iPad 2」で写真を撮られてしまったのだ。ビルはにこやかな表情を崩さずに「iPad 2」を見るのだが、メリンダの「iPadは使っちゃダメよ!」と言い放つ声が、動画にばっちり収められてしまったのだ。

 メリンダはすぐに「冗談よ~」と笑い、その場を和ませた。だが、6月に独自のタブレット型端末「サーフェス」を発表し、アップルに勝負を挑むマイクロソフト創業者の妻としては複雑な心境だったに違いないとタブロイドは伝えている。

 各国のメディアから、アップルの製品を使わないのかと質問を受けるメリンダは、2年前にニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、「(マイクロソフトが開発し販売した携帯音楽プレーヤー)Zuneがあるから、iPodは持たないわ」「子どもたちがiPodが欲しいと騒いだことがあるけど、Zuneがあるでしょって言っているの」とキッパリ発言。「ビルはアップルのパソコンで仕事をしているというウワサがありますが?」という質問には、「うそよ。(アップルの商品には)我が家の敷居をまたがせないし」と返すなど、毅然とした態度を取り話題になった。

 一方で、ビルは、長年ライバルとして比較され続けてきたアップルのことを笑いのネタにしている。2005年に人気コメディアンで司会者のコナン・オブライエンをゲストに迎え、Windows Media Centerの説明を行った際には、写真スライドショーのデモンストレーションで、「コナンとバケーションしたら、羽目を外して飲み過ぎちゃって、朝起きたら隣にMacBookがいてビックリ!」という設定の写真をパネルに登場させている。ベッドの上で、アップルのコンピューター「MacBook」を横にし、大慌てする上半身裸のビルのギャグ写真は、当時大きな話題となった。

 なおビルと、アップル共同創設者で昨年10月に他界したスティーブ・ジョブズの2人は、最終的には深い絆で結ばれていたと伝えられている。ビルは、スティーブが亡くなる直前に「我々は素晴らしい製品を作った。我々の間には争いなどなかった」という内容の手紙を送っており、スティーブはこの手紙をベッドの横に大切に置いていたと伝えられている。

 さて、ロンドン・オリンピックだが、ビルのお目当ては卓球の試合であり、観客席で立ち上がって応援する姿がすでにパパラッチされている。卓球が趣味であるビルは、過去に、世界一の投資家である大富豪のウォーレン・バフェットとペアを組んで挑んだ、卓球アメリカ代表チームの女子選手アリエル・シンの熱心なファンとして知られており、彼女の試合を観戦したのだ。

 アリエルから「ビルおじさん」と呼ばれているビルは、「初めてアリエルと対戦したのは、彼女が9歳のときだった。その後、彼女は素晴らしく成長し世界の強豪たちを相手に戦っている」「最初の対戦から、ずっと彼女をサポートし続けているんだ」とうれしそうにコメントし、惜しみない応援を送っていた。

最終更新:2012/07/30 21:00
『世界の日本人ジョーク集』
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