元社長の背後に芸能界の実力者

幸子潰しもやむなし? 小林幸子に解任された女社長の裏の顔

2012/04/15 11:45
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「おんなの酒場」/日本コロムビア

 オセロ・中島知子の洗脳騒動が一段落ついた中、芸能ニュースの主役に躍り出たのが「週刊新潮」(新潮社)4月12日号が報じた、小林幸子が個人事務所「幸子プロモーション」の社長だった関根良江氏と専務を解任していたお家騒動だ。

 同誌が発売されて以降の報道をまとめると、昨年11月に小林と結婚した医療関連会社社長の林明夫氏がマネジメントに介入しようとし関根氏と真っ向から対立。毎年、おおみそかの『NHK紅白歌合戦』の名物となっている小林の豪華衣装についても「自分なら3分の1(の製作費)でできる」などと発言し、関根氏の使い込みまでも疑うようになり、2月に小林夫妻が新婚旅行から帰国後、30年以上マネジメントをしてきた関根氏および、「幸子プロ」設立の際に資金援助し、25年間にわたり経理を担当してきた女性専務に辞任を迫ったが結局、解任に至り小林が自ら「幸子プロ」の社長に就任した。

 核心に触れてはいないが、マスコミ各社の取材に応じた小林に対し、関根氏は沈黙を守っていた。9日にマスコミ各社にファクスを送信。文書の中で退職慰労金の支払いを小林サイドから「退職後にネガティブな情報を週刊誌などにリークすることを疑い、その心配が解消されてから支払いたい」と2回に分けると提示されたことに触れ、「怒りよりも悲しみで一杯」と悔しさをにじませていた。

 騒動の影響で小林の6月発売予定の新曲は発売延期となり、さらに、「スポーツニッポン」によると小林と関根氏の確執の原因は、小林と林氏が2001年から不倫関係にあったことだと報じている。結婚の際、「林氏との交際は05年から」と説明していた小林の面子は丸つぶれで、かなり追い込まれた状況となってしまった。

「どうやら『スポニチ』に小林たたきのゴーサインが出たようだ。関根サイドには芸能界の実力者がついているだけに、もはや、小林が夫をマネジメントから引かせて関根氏に頭を下げなければ、今年の紅白出場どころか、歌手生命の危機を迎えることになるだろう」(音楽関係者)

 そんな中、「新潮」とライバル関係にある「週刊文春」(文芸春秋)の4月19日号が関根氏の“裏の顔”と題した記事を掲載している。

 同誌によると、関根氏は20年以上、ともに解雇された元専務と同居し高級ベンツで一緒に出退社していた。関根氏は元専務のことを「ママ」と呼び、元専務にかなり気をつかっていたという。というのも、元専務の夫は小林が前事務所から独立する際に違約金の支払いや資金調達の面倒をみたためで、元専務の夫が経営する会社が実質的に「幸子プロ」の営業権を握っていたとうから穏やかではない。

 関根氏の報酬は毎月200万円ほどで、乗り回していたベンツは会社名義で購入。関根氏と元専務が運営する「幸子プロ」の関連会社がグッズ販売を手がけていたが、その売り上げや、「幸子プロ」に入るコンサート収入の詳細などは元専務しかわからない状況で、おまけに、小林のやりたい仕事を関根氏がブッキングしないことでも溝が深まっていったというのだ。

「関係者の間では小林と関根氏が一身同体にみえ、そこに林氏が絡んだため関係が悪化したと思われていたが、一身同体なのは実は関根氏と元専務。それだけに、小林が林氏に頼り切ったのも納得だし、小林としては『これだけ働いて、なんでこれしか稼げないのか?』と疑問が湧いてきたのだろう」(レコード会社関係者)

 まさに、「金の切れ目が縁の切れ目」といった今回の騒動だが、現状では小林が圧倒的に不利のようだ。双方が納得行く形での決着は難しそうだ。

『おんなの酒場』

かけひきしすぎ〜

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最終更新:2012/04/15 11:45
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