ジャニーズ研究会
『Jマニア』レビュー

3億円を寄付してもイヤミにならない嵐の考え抜かれた戦略とは?

2011/12/10 19:00
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『Jマニア』127号(鹿砦社)

 ジャニーズ情報専門月刊誌『Jマニア』127号(鹿砦社)。今月の巻頭グラビアは、Hey! Say! JUMP。ステージを降りたあとのリラックスした表情のショットとともに、今後彼らが進むべき方向性について考察しています。テレビやアイドル誌ではいつもカワイイ路線の知念侑李が、素の表情は意外にもオトコなことにびっくり! 東山紀之のようなハットがよく似合っています。ほかに、A.B.C-Z、Sexy Zone、亀梨和也、関西ジャニーズのオフショットも満載です。

 特集は、「ジャニーズ時代の総仕上げ 目標に向けてまい進せよ!」。最近のジャニーズの動きは、「ジャニー喜多川御大の花道」がキーワードとのこと。そこで、2011年のキーマンとなるタレントとその動きをおさらいしています。

 まずは、2011年も大活躍した嵐。『NHK紅白歌合戦』の司会決定から東日本大震災3億円寄付までの壮大な「つながり」の秘密に迫ります。芸能人の支援活動は、ともすると「売名」と非難されることがありますが、嵐の場合、そのような批判は起こっていません。それには嵐独特のキャラクターと、考え抜かれた「つながり」という戦略があったから。つくづく嵐は得なキャラですね。

 特集ではほかに、「神話」が崩壊しつつある木村拓哉、ハリウッド進出をもくろむ山下智久、ドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で健闘した亀梨和也に迫ります。山Pは本当にJIN AKANISHIのように海外進出するのでしょうか。

 ジャニーズタレントのウラの顔がわかる「ダークサイドJマニア」のコーナーでは、SMAPを国民的アイドルに育てた敏腕マネジャーI女史が登場。山下智久のソロ活動を手掛けることになったそうで、そこに「大仕掛け」を仕組んだそうな……。どうなっちゃうんでしょうか。

 また、堀越高校の同窓会に出席した松本潤のウォッチングルポも掲載されています。さすが、松本のストイックぶりが分かりますよ。今月号も隅から隅までジャニーズ情報でいっぱいです!

■『Jマニア』127号

最終更新:2017/12/20 10:08
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