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白戸家お兄ちゃん、「禁じ手」発動で業界内から怒りの声

2011/04/24 11:45
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「ソフトバンク」公式サイトより

 ソフトバンクのCMでおなじみ、白戸家の”お兄ちゃん”こと俳優のダンテ・カーヴァーが元モデルの松本明子さんと4月5日に結婚式を行ったことを、ブログで報告した。しかし参列者や場所など詳細については明かされておらず、一部メディアなどで「ハワイの高級リゾートで挙式した」などの報道にとどまった。

 二人は昨年8月4日に入籍しており、8カ月たってからの挙式だった。自粛ムードの芸能界では心温まるニュースだが、その舞台裏では芸能マスコミから相当な怒りを買う行為を働いていた。

「実はダンテの挙式は、『週刊文春』(文藝春秋)にスクープされていたのです。その内容は『震災直後に仕事をドタキャンして渡米。もともと予定していた挙式はそのまま行い、2人は”地震がなければマスコミが騒いでくれたのに……”と肩を落としていた』というもの。この記事が反感を買うことをおそれたダンテが、慌ててブログで『文春』発売日前日に報告したのでしょう」(スポーツ紙記者)

 週刊誌ではタレントの所属事務所に、記事になる最終段階で必ず連絡を入れることが慣例となっている。そこで怒りだす事務所もあれば、逆に「記事にするのは勘弁してください」とすがり付かれるケースもある。しかし、この事前連絡を逆手に取った”禁じ手”も存在する。

「雑誌が発売される前に、自ら発表してしまうことです。発売されて世間にバレてしまう前に、自分から言った方が与えるダメージも小さくて済む。苦肉の策ですね。しかしマスコミ側からすればスクープに命を賭けているわけですから、”持ちつ持たれつ”のタレントとメディアの関係からすれば、断じて許されない行為です」(週刊誌編集者)

 近年でも、こういったケースは散見されている。例を挙げると、昨年7月に離婚していたことが明らかとなった酒井法子・高相祐一夫妻。スポーツ紙の紙面で離婚成立が明らかとなったが、実は翌週発売の「週刊ポスト」(小学館)のスクープだった。酒井の元所属事務所「サンミュージック」が懇意にしているスポーツ紙に事前に情報を流してしまったとみられている。さらにサザンオールスターズ桑田佳祐の食道がんも、実は「女性セブン」(小学館)のスクープ。こちらは発売前日に所属事務所がFAXで報告した。また広井王子氏とのお泊まり愛が報じられたAKB48の秋元才加も、スクープした「週刊文春」の発売を待たずして、秋元が自らブログで「ファンの皆さん、支えて下さる皆さんに余計なご心配をお掛けしてしまって申し訳ございません」と謝罪を行った。過去、大スクープを物にしたもののタレント側に先手を打たれてしまった記者は、怒りをあらわにして話す。

「どん底気分ですよ。何カ月も取材に取材を重ねて、さまざまな調整の末にやっとスクープ記事が完成したと思ったら、ただのニュースで終わってしまうのですから……」(週刊誌記者)

 震災の影響による非常時とはいえ、大手週刊誌を完全に敵に回してしまったダンテ。結局さまざまなメディアで挙式したことは取り上げられていたものの、メディアとの関係性を無視したその行為の代償は今後どういった形で現れてくるのだろうか。

『白戸家のお父さんのヒミツ ソフトバンク家族CMのファンブック! 』

このCMシリーズに漂う気持ち悪さって何!?

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最終更新:2011/04/24 11:45
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