トム・クルーズの長男が、満を持してのハリウッドデビュー！

2009/08/11 21:30

　トム・クルーズが、2番目の妻ニコール・キッドマンと結婚5年目に迎えた養子で長男にあたるコナー・クルーズが、本格的に俳優として活動を始めたとして話題を呼んでいる。

　コナーが出演するのは、1984年に公開された大ヒット青春アクション映画『若き勇者たち』のリメイク版。ほかにも『トランスフォーマー：リベンジ』でブレイク中のイザベル・ルーカスと、イザベルの元彼で『スタートレック』のクリス・ヘムズワースが出演するなど、何かと話題性が高い作品として注目されている。

　1995年に生後1カ月でトムとニコールに迎え入れられたコナーは、昨年、ヒット映画『7つの贈り物』でウィル・スミス演じた主人公の青年時代を演じ映画デビューを果たしているが、メインキャラクターとして出演するのは今回が初めて。

　同作品はソ連、・キューバ、ニカラグア軍に突然侵略されたアメリカを舞台に、生き残った高校生たちが戦いに挑むというストーリーで、タカ派だと批判も浴びたが、チャーリー・シーンやパトリック・スウェイジら若手実力派俳優がこぞって出演した青春映画として”第二の『アウトサイダー』”と称されるなど高く評価された。リメイク版でも次世代ハリウッドスターが誕生するのではないかと見られており、14歳のコナーがブレイクするのではないかと予想するメディアも多い。

　なお、リメイク版ではロシアと中国が攻めてくるという設定になるとのことだ。

　学校に通学せず、自宅で勉強する「ホームスクーリング」を受けているが、敬虔なサイエントロジー信者のトムの影響でサイエントロジー協会に通い、サイエントロジー・キャンプにも参加しているからか、コナーはとても礼儀正しく、14歳とは思えないほど落ち着いた雰囲気の持ち主だとされている。養子であり、アフリカン・アメリカンでもあるコナーは、最近トムに「とても似てきた」と評判で、俳優としてもトムと同じ才能を発揮するのではないかと期待されている。

　今後、映画出演者たちは数週間にわたる陸軍の厳しい訓練を経て、デトロイトの撮影に臨む。全米一般公開はアメリカ現地時間2010年9月24日の予定。