最初に公表しとけばよかったものを……

岡本信彦だけじゃない! 神谷浩史、浪川大輔……人気声優たちが「結婚」を隠したワケ

2020/03/23 18:15
サイゾーウーマン編集部
岡本信彦公式プロフィールより

 3月21日に配信されたニュースサイト「文春オンライン」の記事により、人気声優・岡本信彦が、同じく声優でプロ雀士でもある大亀あすかと結婚していたことが発覚。さらには不倫疑惑まで浮上し、ファンを中心にネット上を騒然とさせている。

「岡本は、現在第4期が放送されているアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)の爆豪勝己役など、数々のキャラクターを演じてきた人気声優。今回の報道により、大亀と結婚していたこと、同時に、今年1月に別の女性と新宿・歌舞伎町のラブホテルに入った様子もスクープされてしまいました」(芸能ライター)

 「文春」の取材に対し、岡本が所属する声優事務所のプロ・フィットは、本人が既婚者であると認めた上で「プライベートと仕事を明確に分けておりますので、配偶者がいることを積極的に公表しておりませんでした」と説明。また、ラブホテルでの“密会”が報じられた相手については、「派遣型マッサージの担当者」と回答している。

「今回のスクープを受け、ネット上には『結婚した時に公表してほしかった』『文春砲で結婚を知るなんて……』『不倫を週刊誌に撮られて結婚がバレるって一番ダサいし恥ずかしい』など呆れた声があふれていますが、人気声優が結婚してもその事実を伏せるというケースは珍しくありません。2016年には『フラッシュ』(光文社)が、人気声優・神谷浩史と愛娘のツーショットとともに、漫画家・中村光氏と結婚していたことを報じ、ファンに衝撃を与えました。また、17年発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、やはり人気声優の浪川大輔が、実は既婚者であること、また自身が経営する個人事務所の契約社員と不倫関係にあったという疑惑をダブルスクープ。浪川のバレ方も赤っ恥ですが、そもそも声優が結婚を公表しないのには理由があるんです」(テレビ局関係者)

 その裏には、声優の“アイドル化”が大きく影響しているという。

「昨年結婚を公表した梶裕貴&竹達彩奈、逢坂良太&沼倉愛美のように、近年、結婚を公表する声優は増えてきている印象ですが、それでもまだまだオープンにしづらいのは、声優が“アイドル化”しているから。声優の“ファンビジネス”は現在、出演作品の舞台挨拶や上映会、公開録音などのほか、写真集やイメージビデオ発売に伴うイベント、ライブなどの音楽活動、専門誌へのグラビア出演というように幅広く、熱心に応援しているファンも多いんです。岡本も“イケメン声優”として、アイドル的な人気を誇っているだけに、結婚を公表することによる“ファン離れ”を恐れ、これまでその事実を、ひた隠しにしてきたのでしょう」(同)

 2012年にミニアルバム『Palette』でアーティストデビューを果たした岡本は、これを含め、現在までにミニアルバムを5枚、シングル5枚、オリジナルアルバム1枚をリリース。発売記念イベントとして、トーク&握手会やハイタッチ会を開催するなど、ファンとの交流の場も設けている。

「こうしたいわゆる“アイドル売り”をしていると、やはり結婚によって人気低下を免れない面があるのではないでしょうか。それが顕著だったのは、男性アイドル声優界でもトップ人気を誇る宮野真守の結婚発表時。宮野は08年に自ら公式ブログと動画で一般女性との結婚と、相手女性の妊娠を発表しましたが、一部ファンが荒れ狂い、SNSで宮野のCDを叩き割ったことを報告するなど、ネット上で“大炎上”に発展。この騒動により、岡本に限らず、男性声優やその事務所サイドは、のちのち暴露されてしまうリスクがあったとしても、ひとまずは“サイレント結婚”という形を取るケースが増えたようです。とはいえ、関係者の間では当然ウワサが出回るため、そのうち週刊誌に証拠をつかまれるなどをして、結婚が発覚してしまうというのが、最近の傾向ですね」(同)

 どのような形でも、“推し”の結婚を知ればショックを受けるファンはいるだろうが、予期せぬ形で知らされるより、本人の口から報告を受けたほうが、その傷はまだ浅いのかもしれない。とはいえ、昨今の声優界の情勢を考えると、今後も週刊誌報道を通じて発覚するケースは続きそうだ。

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最終更新:2020/03/23 18:15
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