話題性にすぐ飛びつくNHK

『鬼滅の刃』人気が『紅白』初出場枠にも影響!?  IZ*ONEの枠を奪い合ったBiSHとLiSA

2020/01/27 08:00
サイゾーウーマン編集部
『鬼滅の刃』公式サイトより

 2019年大みそか放送の『第70回NHK紅白歌合戦』は、視聴率が“2部制”になった1989年以降ワーストを記録してしまったが、白組に人気俳優・菅田将暉が歌手として初出場を果たすなど注目を集めた。一方、一部マスコミ関係者によると「紅組の初出場枠をめぐり、最後の最後で“混戦”が発生していた」という。

「昨年の紅組は、『第61回日本レコード大賞』を受賞した『パプリカ』を歌う小中学生音楽ユニット・Foorinや、日向坂46などが初出場しましたが、当初はIZ*ONE(アイズワン)の出場も内定していたんです。IZ*ONEは日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』で選ばれたメンバーで構成され、日本人メンバーとしてHKT48の宮脇咲良と矢吹奈子、AKB48の本田仁美も所属する人気アイドルグループ。しかし、昨年11月、同番組で視聴者投票結果が不正操作されていたことが発覚し、活動休止状態に。その影響で『紅白』の内定も取り消され、紅組の初出場枠が1つ浮いてしまったんです」(週刊誌記者)

 結果として、その枠に収まったのは“アニソン界の歌姫”ことLiSAだった。彼女は今年1月22日に声優・鈴木達央との結婚を発表するなど、おめでたい話題が続いている。

「しかしその裏で、あと一歩及ばずに落選してしまったのが女性アイドルグループ・BiSHでした。彼女たちは今月23日、東京・NHKホールで全国ツアー『NEW HATEFUL KiND TOUR』の最終日を迎えたのですが、ここは『紅白』の会場でもあります。メンバーのセントチヒロ・チッチが、ツアー最終公演のMCで『このNHKホールに来る前に「紅白」に出たかった。でも出れなかった。それがすごく悔しかった』『今年の年末は絶対ここに戻ってきて、「紅白」に出ます!』と宣言したことも報じられていますが、昨年の『紅白』にIZ*ONEの代わりとはいえ、BiSHが出られる可能性もあったんです」(同)

 しかしBiSHは残念ながら、LiSAに敗れる格好となった。

「LiSAが『紅白』で歌ったのは、昨年7月にCDリリースした、アニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)のオープニング曲『紅蓮華』。同アニメの原作は『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の漫画で、昨年度のコミック発行部数は同誌の看板作品『ONE PIECE』を超えるほどの人気ぶりです。漫画界のみならず出版業界全体が激震するレベルの超ヒット作品だけに、『紅白』でも歌唱するLiSAの背景には、アニメが映し出されていたほど。つまり、BiSHは若者視聴者層を取り込める『鬼滅の刃』にかなわなかった、ということです」(NHK関係者)

 まだまだ『鬼滅の刃』の人気は続いていくだろうが、今年はBiSHのリベンジにも期待したい。

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最終更新:2020/01/27 11:00
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