何よりも仲間由紀恵の貫禄がすごい

日テレ『偽装不倫』、初回10.1%発進も「杏の演技が古臭い」「設定に無理ある」と批判続出

2019/07/11 15:30
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『偽装不倫』(日本テレビ系)公式サイトより

 女優の杏が4年ぶりに連続ドラマに復帰し、主演を務める『偽装不倫』が、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で7月10日に放送開始。初回平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したが、ネット上には「ドラマの世界観が理解できない」「作品に入り込めなかった」などと、困惑が広がっている。

「15年に俳優・東出昌大と結婚した杏は、16年に第1子、第2子となる双子を、17年に第3子を出産。そのため、15年1月期放送の『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)で主演を務めて以降、連ドラから離れていましたが、今作で復帰。同作は、漫画家・東村アキコ氏の同題原作を実写化したもので、第1話では、32歳の主人公・濱鐘子(杏)が“婚活”に疲れて一人旅に出たところ、25歳のカメラマン・伴野丈(宮沢氷魚)と出会うストーリーが描かれました」(芸能ライター)

 イケメンな丈に動揺した鐘子は、とっさに“既婚者”のフリをしてしまうも、「僕と不倫しませんか?」と誘われる……という展開だった。原作では、鐘子が出会ったのは韓国人の男性だが、ドラマでは“福岡生まれで海外生活の長い”設定に変更されている。

「そのほかには、鐘子の姉・吉沢葉子(仲間由紀恵)や、その夫・賢治(谷原章介)、葉子の不倫相手・八神風太(瀬戸利樹)などが登場します。ネット上には、『杏ちゃん好きだから楽しみにしてた!』と好意的な書き込みもありましたが、一方で『杏の演技、なんか古臭くない?』『特に演技がうまい女優ではなかったと思い出した』と批判的な声も。また、『杏は私生活の充実感とか、幸せオーラが滲み出てるから、“お一人様”にコンプレックスを抱いてる役に見えない』『杏が“婚活に疲れた女性”って設定、さすがに無理ある』と“ミスキャスト”を指摘する視聴者もいます」(同)

 また、共演陣についても「丈は韓国人設定じゃないのに、宮沢がセリフ棒読みだからカタコトに聞こえる……」「帰国子女設定で宮沢のヘタな演技をカバーしてるの?」「仲間由紀恵は何をやっても仲間由紀恵」「谷原は今のところ良い役っぽいのに、なんだかいつも笑顔が怖い」というコメントが、ネット上で飛び交っている。

「ほかにも、『初対面で不倫に誘ってくる男と恋愛? 理解できない世界観』『設定が無茶苦茶でドラマに入り込めない……』『主人公が30代前半で独身なのを気にしすぎ。生き方が多様化してる今の時代に合ってない』『初対面のイケメンに安易に乗せられる主人公にイライラした。こういう描写に女性は怒らないの?』という意見もあり、物語自体に違和感を抱く声もあります」(同)

 こうした声が続出している中、『偽装不倫』は視聴率を伸ばせるだろうか――。

「杏が4年前に主演した『デート』は初回14.8%で、その後も2ケタを連発した結果、全話平均12.5%を記録しています。ちなみに、日テレ『水曜ドラマ』枠では、4月期の『白衣の戦士!』が初回10.3%獲得していたため、『偽装不倫』はわずかに敗北。『白衣の戦士!』は2話以降1ケタ台を連発し、全話平均8.7%で終わっています」(同)

 出だしの微妙なつまづきが、今後にどう影響してくるだろうか。

最終更新:2019/07/11 15:30
偽装不倫 1
はいはい、いつものアキコね
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