いよいよ最終回!

上戸彩が帰還も見せ場が“雑”?『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』9話ラストシーンに不満の声も

2018/09/10 18:00
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『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)公式サイトより

 9月10日夜9時から最終話が放送される、沢村一樹主演の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)。視聴率は初回10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話9.6%、第3話10.8%、第4話11.7%、第5話10.4%、第6話10.6%、第7話10.3%、第8話10.0%と推移して、第9話11.3%と2回目の11%台をマークした。

 同ドラマは、桜木泉(上戸彩)が主人公を務めていた『絶対零度』シリーズの続編。新たな主人公である井沢範人(沢村)は、AI技術を使って未来の犯罪を予測し捜査する“未然犯罪捜査チーム(通称ミハン)”を率いる元公安のエリート刑事だ。チームのメンバーである山内(関ジャニ∞・横山裕)、小田切(本田翼)、南(榎本時生)、田村(平田満)などと協力し、事件を未然に防ぐための犯罪捜査ストーリーが描かれる。

 第9話では、警護課の捜査員・石塚辰也(高橋努)がミハンの捜査対象に。要人警護のスペシャリストである石塚は、プライベートでは「開かれた警察」を目的に、地域住民に武術を教える活動をしている真面目な人物。そんな石塚と以前より面識のある井沢は、さっそく捜査に踏み出すことに。

 そんな中、石塚の監視記録を捜査していた山内が、ベトナムで死んだはずの桜木らしき女性が映り込んでいるのを発見。井沢は石塚を追えば、桜木やその先にある真実にも繋がると推測。さっそく小田切に石塚を尾行させ、井沢と山内は、その隙に石塚の自宅に潜入することに。しばらく部屋の中を捜査していると、石塚が国家公安委員長・滝本(山田明郷)の情報を集めていることが判明。さらに、石塚が滝本の警護を装って彼を殺害する計画を立てていることも明らかになった。

 その後、井沢の読み通り計画を実行しようとする石塚だったが、激しい格闘の末に瀧本殺害を阻止することに成功。しかし、石塚を裏で操っていた組織に山内が拉致され、激しい暴行を受けてしまう。そして、射殺されそうになった瞬間、なんと桜木が現れて犯人を制圧。現場に到着した井沢に対し、桜木は銃を向けるのだった。

「第8話では上戸彩演じる桜木泉の再登場が大きな話題を呼びましたが、山内を救った際の演出が不評を買っています。犯人を制圧するアクションはなく、黒い画面に人を殴るような効果音が1回響いただけ。次のカットではすでに犯人をロープで縛っている状況で、ネット上には『桜木さんのアクション見たかった!』『今回のラスト雑すぎ』『こんなに急いで展開するぐらいなら警護捜査員の話いらなかったんじゃない?』といった不満の声が相次ぎました」(芸能ライター)

 最終話で、ミハンに危険人物としてマークされたのは「桜木泉」。自身の死亡を偽装してまで日本に潜伏している彼女の目的は一体何なのか、謎に包まれていた。 すべての発端であるベトナムへと向かった井沢と山内は、桜木の事件を担当した元刑事に接触することに。

 そして、井沢たちが捜査を続けていくと、桜木が証券会社社員の谷口正博(斉藤佑介)を追っていたことが判明。谷口は支店長とその娘・由紀子(桜井ユキ)を殺そうとしていたのだが、谷口を射殺して食い止めたのが赤川武志(須田邦裕)という刑事だった。

「最終話では物語の舞台がベトナムにまで拡大。予告に散りばめられた映像には、血を浴びた井沢の格闘シーンや誰かに拳銃を向ける緊迫したカットも盛り込まれていました。いまだに核心の見えない物語に、視聴者は『最終話は怒涛の展開になりそう』『ここまで複雑化してどうやって終わらせるんだろう』と期待を高めているようです」(同)

 数々の衝撃展開を見せてきた物語も、いよいよラストスパート。それぞれのキャラクターがどんな結末を迎えるのか、しっかり見届けよう。

最終更新:2018/09/10 18:00
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これは絶対“続き”があるパターン……
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