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NEWS・小山&加藤、ドヤ街「山谷」を調査! ブルーシート小屋を潜入リポートの結果……

2018/08/20 12:45
koyamakei_gurasan
リポートもアナウンサー口調でしっかりとしていた小山さん

 NEWS・小山慶一郎と加藤シゲアキがMCを務める『NEWSな2人』(TBS系)は、現代社会が抱えるさまざまな問題に切り込むバラエティー番組。8月17日深夜の回では、「日雇い労働者の街・東京、山谷」を徹底調査した。

 日本三大ドヤ街といえば、大阪のあいりん地区、神奈川の寿町、そして東京の山谷。東京都台東区と荒川区をまたいだ場所にある山谷に、高度経済成長期には全国から1万5,000人もの日雇い労働者たちが集まり、簡易宿泊施設で暮らしていた。また、時には職業や住所不定の労働者たちに、警察は冷たい対応をしたことから、暴動が起こることもあったという。最盛期からおよそ70年がたち、現在の山谷には深刻な問題を抱えていた。

 以前、「あいりん地区」を取材したことのある加藤と小山は、「山谷という町はないからややこしい」と一見、ドヤ街とは思えない普通の景色に戸惑いつつも、路地裏に入ると「あいりんを少し感じ始めた」と、徐々に独特の雰囲気を感じ始めた様子。

 路上で読書をしている男性に、加藤が「この辺に住んでいらっしゃるんですか? ドヤ(簡易宿泊施設)に住まわれたりしてるんですか?」と聞くと、「そう。仕事がある時はね」と返答しつつ、「今は仕事が少ないからね。仕事がない時は“青かん”」と野宿をすると語った。また小山に「暑くないですか?」と問われると「死んだら死んだでね。その覚悟だから」と告白。

 また、山谷のドヤ街に隣接する「いろは会商店街」の店員さんたちに話を聞くと、「昔と違って、あんまりお店もないので……」「昔は労働者の街って言われてたけど、現在は労働者の人たちはほとんどいない。高齢化のせいもあるよね」と、住人の高齢化問題が語られた。また、かつての労働者たちも高齢化のため、今では生活保護を受給し、簡易宿泊所も最盛期の200軒から100軒にまで減少したという。

 さらに、いろは会商店街の副理事の堀田さんに話を聞くと、「ここに労働センターと労働・福祉センターがあるんですよ」と、東京中のホームレスが仕事を求めてセンター近くにやってくることが判明。昔に比べてホームレスは減少傾向にあるが、山谷にはまだ100名近くのホームレスがいるという。

 そこで小山が1人でカメラを持って、山谷で12年間暮らす和田さん(61)が住むブルーシート小屋に潜入。「結構、奥行きありますね。2畳、3畳くらいあるのかな」と言うものの、周りは物で囲まれており、小山がしゃがむと手足は伸ばせない狭さ。早々にブルーシートから抜け出し、「これ夏場、寝られないですね。たぶん体感45度です」と小山は悲鳴を上げた。

 また和田さんは、草刈りや清掃の仕事で1カ月で3万円、アルミ缶集めで1万円稼いで月収は4万円。そのうち1日の食費は200円。1日に4箱タバコを吸い、今の願いは「現金がほしい」ということが明らかに。

 そんな和田さんに小山が「お父さん、今、こんな質問あれですけど、幸せですか?」と尋ねると、「幸せですね。友達がいっぱいいて、何かあった時、親とか兄弟よりも友達の方が助けてくれる」と告白。小山は感慨深い表情を見せていたのだった。

 高齢化やホームレス、さまざまな問題を抱える山谷だが、次週8月24日放送回は山谷のホームレスを助ける女性たちに加藤が密着する。

最終更新:2019/04/09 16:11

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