“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第418回】

中居正広、ジャニーズ事務所残留決定! “独立ネタ”が盛り上がらないいくつかの理由

2018/06/26 21:00
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「週刊女性」7月10日号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 日本民間放送連盟が度重なるセクハラ問題を受け「取材先などからのハラスメント行為に毅然と対応する」などの基本姿勢を発表した。女性の人権、そして言論を守るための当然のものだが、一方でメディア内部でのハラスメントも依然として横行している。身内の問題もどう対処するのか注目!

第418回(6/21〜6/26発売号より)
1位「ジャニーズ残留か? それとも――中居正広 いまだ悩み続ける“本当の居場所”」(「週刊女性」7月10日号)
2位「小泉今日子 “恋人破婚”への周到2年計画…『彼を妻から完全に奪う!』(「女性自身」7月10日号)
3位「森且行 仰天!『堂々の不倫宣言』」(「女性セブン」7月5日号)

 6月に入りその去就が注目された元SMAP・中居正広だったが、ジャニーズ仲良し雑誌の「女性セブン」が6月7日号で“独立はない”と断定したくらいで、この話題は、意外にも盛り上がりを見せていない。

 そんな中、今週の「週刊女性」がトップ特集で中居独立ネタを扱っているが、しかし、その内容はまさに“迷走する”ものだった。

 まずは冒頭、「中居が契約更新をしない可能性がゼロではない」と“独立説”をぶち上げた。その根拠は中居が新しい地図の3人を依然として応援し、香取慎吾と食事をしたことなどだが、それを説明した後、唐突に「中居さんはすでに残留するという意向を事務所に伝えたそうです」(テレビ局関係者)と、180度違う“残留”という結論を出している。

 その根拠は、中居のジャニーさんに対する恩義や司会者としてテレビに出続けたいこと、さらに2020年の東京五輪キャスターへの意欲だという。まさに以前「セブン」が報じたのと同じ構図だ。「セブン」だけでなく「週女」もまた、これだけ断定するのだから、中居の残留はすでに決定なのだろう。

 しかし「週女」も期待していたと思う。中居の独立を。なにしろ記事のタイトルには「いまだ悩み続ける」なんてあるから。「週女」は新しい地図の3人に食い込んでいるし。だが、その後も今年の中居の独立はなく、残留が決定的だと判断したのだろう。ネットの「週刊女性PRIME」では「中居正広、今年の契約更新でジャニーズ残留を決めた最大の理由」とタイトルが変わっていた。

 残留が決定的だから、この話題は盛り上がらない。ほとんどの芸能マスコミはジャニーズへの忖度から、これを深堀しない。そういうことだ。

クソ野郎と美しき世界 THE BASTARD AND THE BEAUTIFUL WORLD -Original Soundtrack-
2020年の後どうなるか?
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