大好評も2桁届かず…

『コンフィデンスマンJP』7話に絶賛続出!「こんなに面白いのに」と低視聴率嘆く声も

2018/05/28 18:00
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『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)公式サイトより

 5月28日夜9時から第8話が放送される、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)。視聴率は初回9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話7.7%、第3話9.1%、第4話9.2%、第5話9.3%、第6話8.2%、第7話8.9%と推移している。

 同ドラマは、“欲望”や“金”をテーマに、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)という3人の信用詐欺師が、欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取っていくというコメディードラマ。脚本は『リーガルハイ』シリーズ(同)などで知られる、古沢良太が担当している。

 第7話のターゲットは、違法すれすれの株式操作で荒稼ぎしていた経済ヤクザ・与論要造(竜雷太)。要造が愛人に生ませた子ども・矢島理花(佐津川愛美)は、ここ18年間一度も要造との面識がなく、そのことを知ったダー子は、要造の遺産を手に入れることを計画。

 理花のフリをして要造の元を訪れたダー子だったが、そこにはすでに理花の兄と姉になりすました詐欺師・巣鴨キンタ&ギンコ(岡田義徳・桜井ユキ)が居住中。「要造に気に入られれば、遺産を多く受け取ることができる」と考えたダー子は、さまざまな作戦を企てることに。しかしそんな中、要造の遺産がほとんど残っていないことが発覚。それを知るや否や、巣鴨キンタ&ギンコとダー子は要造の前から姿を消すのだった。

 その後、ボクちゃんが要造から教えてもらっていた暗証番号で金庫を開けると、なんと中には10億円が。「要造の遺産がない」というのは、巣鴨キンタ&ギンコを追い払うためについたダー子の嘘だったのだ。

「ドラマの最後には、巣鴨やダー子が本当の子どもではないと要造が知っていたと思わせるシーンも挟まれていました。裏の裏をかく展開に視聴者からは絶賛の声が続出。一方で、『これが第1話だったらもっと視聴率あったのに』『第1話がつまらなくて視聴者を逃したのが悔やまれる』『第1話の江口洋介とか、第6話のウッチャンとか、豪華ゲストの回ほどつまらないのが残念』『こんなに面白いのに第1話がダメだったせいで数字が悪い』と低視聴率を嘆く声が上がっています」(芸能ライター)

 第8話のターゲットは、元モデルで女医の美濃部ミカ(りょう)。以前リチャードが通っていたメンズエステ店経営者の福田ほのか(堀川杏美)は、店を畳んだ後にミカの会社へ転職したが、ミカからひどいパワハラを受け続けたという。心身ともに病んで退職に追い込まれてしまったほのかは、弁護士を名乗っていたリチャードを頼り、ミカの暴言を録音したボイスレコーダーを託した。

 そこでリチャードは、ボクちゃんと2人だけでミカを騙そうとするが、ボクちゃんの考えた罠にまったく引っ掛からず、計画は頓挫。すると、ダー子がフランスの老舗高級ブランドのお家騒動を利用して、ミカに近づこうとするのだった。

「回を増すごとに反響が大きくなっている同ドラマですが、いまだ視聴率は2ケタいかないまま残り数話に。シリーズ化を期待する声も上がっており、そのためには一度くらいは2ケタに乗せたいところです」(同)

 果たしてここから視聴率を上げていくことはできるのだろうか。次回も注目だ。

最終更新:2018/05/28 18:00
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