[連載]イケメン探して世界一周! “外専女子”なオンナたち -003-

新宿のミスドに「ジャックバウアー似」が登場! 出会い系で見つかる外人オトコの質は?

2018/04/24 19:00

 

出会い系でまさかの「エリートの卵」を一発ゲット!?

3-1イラスト訂正_700


前回はこちら:アソコの毛は「全剃り」すべき? ドイツ語講師のフリードリヒと初デートで起きた“障壁”)

 

 直接対面するのは初めてとなる、外国人男性とデートの日。私は、新宿の待ち合わせ場所へドキドキしながら早歩きで向かっていました。

 私が“外専女子”を始めた約8年ほど前には、「Tinder」のような出会い系アプリなど皆無。外専女子がナンパ以外の手段で外国人男性と出会うには、某・「外国人男性と日本人女性のための出会い系サイト」しかなかったのです。このサイトのことは後日説明するとして……。使いはじめてすぐに理想の男性とマッチし、デートの運びとなりました。

 彼の名はデヴィット(仮名)、29歳。身長は183センチ、アイスランド出身で母国の国立大学に籍を置き、日本の某・頭いい大学院に交換留学生として来日中。4カ国語を操り、将来は教授か学者の道を約束された、エリートの卵なのです。プロフィール画像を見ると、子どもの頃好きだった俳優のキーファー・サザーランドに似ている! ブロンドに青い目、そしてシャクレ好きの私にはたまらない、ちょいシャクレイケメン。そんな相手が本当に現れるのか……?

 一抹の不安を抱えながら、待ち合わせ場所のミスタードーナツ周辺を見渡すと……いました。そこに1人だけ、キラキラしたオーラをまとった外国人男性が! 「あの、デヴィットさん?」と訊くと、流暢な日本語で「やあ、ツバキ! 会えてうれしいよ」って。顔もプロフィールに偽りなし、さらに、ちょいロン毛という私にはうれしすぎるオプションまで(笑)。服装は開襟シャツにチノパンにスニーカーという、日本人男性が着るとなんともビミョ〜な組み合わせだけど、イケメン外国人だとぜんっぜん大丈夫。身長も私より約30センチ(私は152センチ)高く、頭ひとつ分彼の背が高いのがいろんな妄想をかき立てる……。キスする時はどうなるの、手はつなげるかな、腕組んだ方がいいのかな、そして……ムフフ。

 私は、デート中の気まずい沈黙を防ぐため、あらかじめ目をつけておいたとあるバーに行かないかと勧め、お店へと歩き出すことに。その途中、人通りの多い歩道では建物側に私を歩かせ、人にぶつからないよう守りながら歩いてくれるデヴィット。こんな気遣い、日本人男性にはな〜い! 感激! これぞ、外専女子が一番最初に感動する、外国人男性による「レディを大事にする攻撃」。さらに、彼は歩いている時も、ときおり私の目をじっと見つめてニコっとほほ笑んでくれるのでした。

イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。 (ぶんか社コミックス)
そんなイケメンと出会えるもんなの!?(疑いの目)
アクセスランキング