【連載】モンペと呼ばないで! ~怒れるママたちの叫び~

保育園内“ウェブカメラ”はトラブルの元!? 「うちの子をアップに」とママの不安煽ることも

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Photo by Tatsuo Yamashita from Flickr

 子どもが、保育園や幼稚園に通うようになると、誕生日会や遠足といった園行事に参加するようになる。保護者の見学が可能な「発表会」や「運動会」とは違い、普段の生活や幼児主体の行事はクローズドなものがほとんどだ。最近では、そのような行事をウェブなどで見ることができるサービスが園などで取り入れられている。例えば、園内で撮られた写真をネット上で公開し、選んで購入できるサービスや、園に固定カメラを設置し、ネットで子どもの姿を見ることができるウェブカメラと呼ばれるサービスなどが有名だ。保育ではなくあくまでサービスの一環として提供されている行為なのだが、これらが保育士たちを悩ませているという。都内にある小規模保育園で働いて2年目になる保育士の絵美さん(仮名)は、こう語る。

ストレスは給食の時間

「私が勤務している園では、ウェブカメラが、0歳や1歳のいる部屋についています。補助的なものなので、ネットで一度に見られる人数や時間も制限されているんですが、ただ、この監視カメラがあるから、ここの園を選んだというママさんもいるくらい、よく利用されているんです」

 絵美さんが受け持っていた1歳児クラスには、毎朝、登園時のぐずりがひどい男児がいた。常に泣いている状態で男児を渡され、絵美さんが抱っこしてあやしている間に、ママは急いで出ていく。

「子どものことが心配なのはわかるんですが、ある時、“ウェブカメラの映像で写るのは鮮明ではないので、子どもの様子を見るためにうちの子にズームしてください”って言われたんです。“それは無理です”と伝えると、今度はウェブカメラのキャプチャー画面をスマホで見せてきて“これじゃ、どんな様子かわからないでしょ”って言ってきて……」

 この男児のママは、仕事中もウェブカメラの画像が見られるブラウザを立ち上げたままにし、小さな画面にしてチェックできるようにしていたという。通常、回線が集中しないように5~10分程度で動画への接続が切れる仕組みになっているが、常に再読み込みをしてつないでいたというから、心配性のママの不安をカメラは逆に増長させてしまったのかもしれない。

 このケース以外にも、「自由保育の時間に、自分の子どもが1人でいるのは、保育士の目が行き届いていないからだ」という指摘、「保育士がカメラに背を向けているせいで映像が見えない」という要望も、連絡帳などに定期的に書かれるらしい。絵美さんは、特にストレスなのが食事の時間だという。

「1歳児はまだ食べこぼしなども多くて、食事中のサポートが大変なんです。終始カメラに映し出されて、うるさいママさんに“見られているのではないか”と思うと、ひやひやするようになりました。音声などは出ない仕組みになっているのですが、カメラの精度がもっと上がったら園を変えようかと思っています」

 本来なら、小さい子どもを預けているママを安心させるためのサービスが、思わぬ弊害を生んでいるのかもしれない。

ウェブカメラにかじり付きで仕事はどうしてるの……?

しぃちゃん



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