[女性誌速攻レビュー]「non・no」5月号

ファッション、SNS、会話――「non・no」女子大生の新生活号がルールブック化している謎

nonno201805
「non・no」2018年5月号(集英社)

 今月の「non・no」(集英社)は、新学期シーズンということで、1冊通して「新生活デビュー応援BOOK」と銘打たれています。「4月の好感度ワシづかみ大作戦!」「好印象いただき着回し30days」「先輩がちやほやしたくなる1女コーデ選手権」「春映え好かれ顔メイク」など、あざとさ満点の好かれテクが満載です。

 そんな中、異彩を放っていたのが、レギュラーモデルの本田翼の連載「clubばっさーへようこそ」の特別版。ネットでも話題に上っていましたが、自他共に認める坂道グループ好きの本田が欅坂46に加入!? というコラボ企画「本田翼×欅坂46」が掲載されました。同グループの渡邊理佐が同誌のレギュラーモデルであることから実現した企画だと思われますが、正直、欅坂の征服衣装を身にまとった本田の圧倒的センター感たるや。顔ちっさ!! と驚愕ですよ! 同じ衣装の本家メンバーたちが公開処刑されてしまっている感が否めません。

 本田のショートカットに透明感のある顔立ちは、どことなく本家センター・平手友梨奈を彷彿させ、現実的にメンバーに加入しても違和感がない気もしますし……平手が体調不良でダウンした時には、いつでも代理センターを務められそうな仕上がりでした。それでは早速、中身を見ていきましょう~! 

<トピックス>
◎先輩がちやほやしたくなる1女コーデ選手権
◎人見知りでも会話が続く魔法の話し方
◎SNS「春のこじらせ見え」注意報

私服ファッションにも制服並みのルールが存在する大学デビュー

 最初にチェックするのは、「先輩がちやほやしたくなる1女コーデ選手権」です。「ガイダンス初日」「授業」「新歓」「サークル初日」という大学生ワードは、アラサーである筆者の目にはチカチカしてしまいます。

 そんな大学デビュー期のシチュエーション別ファッションを、実際に上級学年の先輩たちがリアル判定してくれるこの企画。「先輩たちから好印象な1女コーデの正解って?」というキャッチから察するに、通学ファッションにも正解・不正解があるようです。

 「可愛げがある」「あざとく見えなくていい」「1女らしいフレッシュさ」と先輩たちが好評価としたのは、Gジャンや花柄ワンピなど、親近感があり、万人ウケするアイテム。また「程よいスカート丈」「カジュアルだけど女らしさもある」「派手すぎずちょうどいい」「女の子らしいのにクール」「トレンドっぽいのに抜け感があっていい」などコーディネート全体のバランスが特に重視されるようで、「場の空気が読めそうでいい子っぽい!」というコメントに、1女が求められているものが集約されているように感じました。

 一方、肩が出すぎたオフショルダーやマイクロ丈のミニスカート、甘々すぎるゆるふわコーデには「気合い入れすぎ」「動きにくそう」「手伝いとかする気がなさそう」と悪評価が下されます。さらにモノトーンやOL風のキレイめコーデには「頑張りすぎ」「1女らしくない」「可愛げがなくて話しかけられない」といったコメントが付いており、過度に個性的なアイテムやオシャレ度の高いコーディネートは、空気の読めない奴と判断されてしまうようです。

 一昔前に女性誌でよく見かけた「愛され」ではなく、「好かれ」「好感度」「ちやほや」というワードが散見される誌面からは、ノンノ女子たちがいわゆる“全方位モテ”を目指していることは明らかです。しかし、そのジャッジの厳しさに、“モテ”というポジティブな気持ちよりも、とにかく「周囲から浮きたくない! 嫌われたくない!」というプレッシャーが大きいことが伝わってきました。せっかく校則や制服に縛られた高校から卒業したというのに、なんだか窮屈で全然楽しそうじゃない大学デビューだなと思うのは筆者だけでしょうか。

SNSは女たちにたくさんのものを与え、そして奪っていったよね

しぃちゃん



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