[連載]イケメン探して世界一周! “外専女子”なオンナたち -002-

アソコの毛は「全剃り」すべき? ドイツ語講師のフリードリヒと初デートで起きた“障壁”

2018/04/10 19:00

”鼻がデカい”フリードリヒをロックオン!

2-1_700

 「外専女子」になった私は、ある日ふと、“とても身近な外国人男性”が、自分の理想の外国人男性像をはるかに上回っていることに気づいたのです。

 その“身近な外国人男性”とは、ドイツ語個人レッスンの講師!

マザコンの日本人彼氏とまだ交際していた頃、私はひとりでドイツのベルリン州へ旅行に行ったのでした。憧れのドイツ文化や芸術、音楽に感銘をうけた私は、帰国後すぐに「ドイツ語個人レッスン」のサイトにアクセス! 1時間2,800円でお手頃、主にカフェでマンツーマンレッスン、講師は指名可……。男女合わせて6人ほどの講師の中から、ベルリン出身で年も1つ上、はにかんだ笑顔のフリードリヒ先生を指名。

 恵比寿駅で待ち合わせし、実際にフリードリヒ先生と会った感想は「身なりもきちんとした、清潔で感じの良い先生」程度で、恋愛対象として見ることもなかったのですが……。

 レッスン契約からほどなくして、彼に内縁関係を解消され、日本人男性に絶望した時、私の心にフリードリヒがグイグイ入ってきたのです。

 彼が来日した理由は、日本のとある会社に勤めるのが目標で、現在は日本語学校に通いながら生活のためにドイツ語を教えているとのこと……。

 これって! 日本に目的を持って単身で渡ってきた、いわゆる「自立している外国人」ではないか!! 彼はドイツ人(重要)だし顔もイケメンだし、真面目だし……。これは運命に違いない!!
 
 こうして彼は、私に即ロックオンされたのでした。

 レッスンは2週間に1回(本当は毎週でも受けたいけど経済的事情で)、恵比寿駅の近くにあるカフェのカウンターで2人、肩を並べて行います。

 レッスン終了後、彼がこんな質問を。

「どこか面白い飲み屋を知らない? 君なら知ってそうだね」

 私は新宿にある友達が働いている小さなバーの話をしてみたら、

「いいね! 今度一緒に行こう! いつがいい?」

 ……なんて返事が!!

 外国人の良いところは、日本人と違って「いつか行こうね!」という社交辞令がないところ。誘いたくない相手には、いっさい話を振らないのです。

 お互い都合の良い日に約束をして、初デートの運びに。運命だと悟った相手から誘われるなんて、これはもう間違いない!

イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。 (ぶんか社コミックス)
フリードリヒはすっぱいぶどう!
アクセスランキング