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バラエティ関係者が告白! 松岡茉優、広瀬アリス、新川優愛ら“トーク”がイケる女優たち

2018/03/11 15:00
matuokamayu-180309
『NAKUNA』(KADOKAWA)

 俳優が避けて通れない仕事に「番宣」がある。ドラマや映画の宣伝でバラエティ番組に出演することがそれだ。

「出演番組を選ぶのは俳優本人より、映画の配給会社や事務所の意向が大きい。ゴールデンの番組から優先的に出演が決まっていく中、そうではない番組は指をくわえながら、“出ていただける”のを待つほかありません」(業界関係者)

 しかし、こうした宣伝目的での出演は、視聴者から厳しい目で見られる一面もある。ネット隆盛の今日、トークがヘタだと「なんで出てきたの?」となり、うまく立ち回れば「調子に乗ってる」、ヘタなことを言おうものなら叩かれるという、何かと大変な時代なのだ。

 そんな中、番宣とは無関係であっても、バラエティ制作現場から「出てほしい」とラブコールが上がる俳優がいるようだ。

「高畑淳子です。2016年夏に長男・高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕(後に示談成立、不起訴)されたことで、一気にイメージが失墜しましたが、昨年6月のドラマ『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)で息子の事件後初の民放連ドラ出演を果たすと、同7月スタートの『黒革の手帖』(テレビ朝日系)にもレギュラー出演、現在は『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)で好演しています」(業界関係者)

 ただ、あれほど出ていたバラエティにはめったに呼ばれなくなってしまった。

「彼女自身がプライベートのことを話したがらず“拒否”しているのも前提としてあります。最近で出たのは、昨年10月の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)くらいですからね。と言っても、具体的な息子の話題は一切出ませんでした。高畑にオファーするのは、今はまだ番組自体の品位を疑われる側面もあるので、やはりためらいますよ。ただ、あれだけしゃべれる『おばさん女優』は意外といない。これまでは渡辺えり、キムラ緑子、戸田恵子くらいで、高畑が遠ざかった今は、少々若い世代の佐藤仁美や高橋由美子らが台頭し始めている。でも、やはり高畑を出したいという業界人は、今も多い」(同)

 佐藤仁美や高橋由美子のバラエティでの活躍は、昨今たしかに目につく。では、それより下の世代でトークに期待できる人材はいるのだろうか? 

「松岡茉優は、ほしいですね。以前は気軽にオファーできましたが、ここ最近、映画『ちはやふる』やドラマ『コウノドリ』(TBS系)などで女優づいていますから、よっぽど出てメリットがある案件でないとバラエティには出てくれません。新川優愛は安定したしゃべりで、オファーしたい関係者も多いものの、肝心の女優業で伸び悩んでいるので……」(制作会社勤務)

 また清水富美加のしゃべりを評価する関係者も多かったが、出家という事態になっては手も足も出ないという。一方で、別のテレビ業界関係者からはこんな意見も。

「清水富美加は貴重な存在でしたから残念ですが、幸福の科学といえば、同じく信者であることが判明した新木優子もバラエティでは良いコメントをします。バラエティ慣れしてないので逆に墓穴を掘るかもしれませんが、司会をやらせてみたい人材ではありますね。また、広瀬アリスはワイプでのリアクションも良いし、自分の意見をしっかり持っています。そういう点では、妹(広瀬すず)より人気がありますね」(放送作家)

 もちろん彼女たちの本業は演技。トークの力をつける必要はないが、芸能界で長く生き残るには、その術も学んでいった方が、この時代、良いのかもしれない。
(村上春虎)

最終更新:2018/03/11 15:00
NAKUNA
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