アプリ改悪でユーザー離れの最中に

カイリー・ジェンナー、「みんなもうスナップチャットやってなくない?」の一言でアメリカの株式市場を乱す!

2018/02/26 19:23
NEW YORK, NY - MAY 01:  Kylie Jenner attends the "Rei Kawakubo/Comme des Garcons: Art Of The In-Between" Costume Institute Gala at Metropolitan Museum of Art on May 1, 2017 in New York City.  (Photo by Mike Coppola/Getty Images for People.com)
「アタシ指1本で株価動かせっから」

 極秘出産していたことをYouTubeで発表し、“セレブなヤンママ”という新たなジャンルを切り開いたカイリー・ジェンナーが、Twitterで「スナップチャットなんて、もうやってないよって人いる? 私だけ?」とつぶやいた直後、スナップチャット社の株価が暴落した。同社の時価総額が13億ドル(約1391億円)も目減りしたと報じられている。一方、インスタグラムの親会社Facebookの株価は右肩上り。「カイリーの底知れない影響力を世に知らしめた」と、話題騒然だ。

 カイリーはカーダシアン三姉妹の異父妹として、9歳の頃から人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に登場している。家の中をカメラクルーが歩き回る環境で育ち、そばかすだらけのお茶目なおてんば娘として全米から愛されるようになった。

 12歳で化粧を始め、13歳でネイルブランドOPIとコラボしたマニキュアを発売し、20万ドル(約2141万円)を稼ぎ出した。15歳になる12年には、姉でモデルのケンダル・ジェンナーと共に、米カジュアル系ブランドPacSunとコラボしたクロージングラインやジュエリーラインをスタートさせる。翌年にはまたしてもケンダルと一緒に靴とハンドバックのラインを開始し、「若い世代のファッションリーダー」と評された。

 ジェイデン・スミスとの交際がウワサされ始めた16歳頃には、ハリウッドの次世代セレブの仲間入り。インスタグラムにすまし顔の色っぽい写真を投稿し、大人びたメイクやファッションが若い女子から絶大なる支持を集める「あこがれの存在」へと成長を遂げた。18歳になった15年にはスキンケア会社Nip + Fabの広告塔に就任し、Topshopとコラボしたクロージングラインをスタート。この年、彼女にあこがれる若い子たちが「カイリーのようなプックリしたセクシーな唇になりたい!」と、真空状態にした細口のグラスや瓶を口全体に吸い付かせ、唇を腫らした写真をSNSに掲載する「#kyliejenner challenge」が大流行。ケガをする者が続出し、「危険すぎる」と批判されると同時に「若い世代に与える影響力が、これほどまでに大きいのか」と世間を驚かせた。

「#kyliejenner challenge」を受け、カイリーは「実は唇をふっくらさせるプチ整形の注射をしていた」と認めつつ、「私のようなセクシーな唇になるには、これ!」と、リップライナーとグロス「Kylie Lip Kit」を発売。オンラインショップでは発売日に30秒で完売し、人気ぶりを見せつける。その後アイシャドウもラインナップされ、コスメラインは「Kylie Cosmetics」へと成長した。

 16年には姉妹の中でも一番仲が良いクロエ・カーダシアンと組んで「KoKo Collection by Kylie Cosmetics」をセクシーな姿でリリースし、「いやらしい広告が最高」と男たちも注目。オンラインストアThe Kylie Shopもこの年にオープンさせ、とりわけセクシー水着が話題となったものだった。

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